野火 (2014)

2014年 日本 87分
rating 3.9 3.9
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「野火 (2014)」のあらすじ

第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。 日本軍の敗戦が色濃くなった中、田村一等兵(塚本晋也)は結核を患い、部隊を追い出されて野戦病院行きを余儀なくされる。 しかし負傷兵だらけで食料も困窮している最中、少ない食料しか持ち合わせていない田村は早々に追い出され、ふたたび戻った部隊からも入隊を拒否される。そしてはてしない原野を彷徨うことになるのだった。 空腹と孤独、そして容赦なく照りつける太陽の熱さと戦いながら、田村が見たものは・・・

「野火 (2014)」のスタッフ・キャスト

「野火 (2014)」の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3.5 7日前

    戦地で肺炎を患った男は歩兵団と病院との間をたらい回しにされ行くあてがなくなる。男は空腹と戦いながら放浪を続けるのだ…。 むせ返るような血と肉の匂いが画面から伝わってくるかのよう。低予算ながら塚本晋也による渾身の演出が冴えています。精神と肉体が極限まで追い詰められた末に、最大の禁忌ともいえる食人という行為が見え隠れし始めるのです。これはまさに日本版『食人族』といえるのではないでしょうか。ジャングルの奥地で、自ら食人に取り憑かれてしまう。まるでファウンドフッテージを観ているかのような気分になるのも不思議ではありません。 公開時期が近い作品にスコセッシ『沈黙』がありますが、あれでの塚本晋也がずっと観られるという映画です。恐怖に慄き、精神が混濁した迫真の演技は映画の重要なファクターです。今調べたのですが、実はアイツがリリー・フランキーなのです。やばい。リリー・フランキーもすごい。

  • Kyohei_Fukuba
    Kyohei_Fukuba 0 2016年12月22日

    この目で人がバラバラになるさまを見たことがないので作り物だなーと思ってみてしまった 評価の枠にはめるべきでない作品なのは間違いない

  • potunen
    potunen 4 2016年8月8日

    すごかった、としか言いようがない。ほんとに匂いがしてきてむせ返りそうなる。人は極限状態でこうなるし、人を極限状態に追い込むのが戦争なんだというシンプルで力強いメッセージ。