私の少女

A Girl at My Door
2014年 韓国 119分
rating 3.9 3.9
19 11

「私の少女」のあらすじ

 小さな海辺の村。ソウルから所長として赴任してきた若き女性警官のヨンナム(ぺ・ドゥナ)は、初日に14歳の少女ドヒ(キム・セロン)と出会う。ドヒは実の母親が蒸発し、血のつながりのない継父ヨンハ(ソン・セビョク)と、その母親である祖母と暮らしていて、日常的に暴力を受けている。無数の傷跡がドヒの過酷な日々を痛々しく語っていた。村人たちは老人ばかりの集落で、若くして力を持つヨンハの横柄な態度を容認し、ドヒに対する暴力ですら見てみぬふりをしている。そんな状況にひとり立ち向うヨンナムは、ドヒにとって暴力や学校のいじめから守ってくれる唯一の信頼できる大人だった。また孤立していたヨンナムも、少女の存在に癒されてゆく。  夜中、ヨンナムの家にドヒが泣きながら訪ねてくる。同時に「老人の遺体がみつかった」と署から電話が入る。海辺に駆けつけると、崖からドヒの祖母が落ちて死亡していた。「パパとおばあさんが追いかけてきて落ちた」とドヒは涙ながらに説明する。しばらくするとヨンハが現場に到着し、「クソガキのせいだ」とドヒに殴りかかる。エスカレートしてゆくヨンハの暴力から守るために、ヨンナムはドヒを一時的に自宅に引き取り面倒をみることにする。子供らしい無邪気な笑顔がドヒにも戻ってきた。しかし、次第にヨンナムと離れることを過剰に恐れ、彼女のすべてに執着しはじめるドヒ。あまりに過剰な反応にヨンナムは少し戸惑いを憶えはじめる。 ある日、偶然にもヨンハは衝突を繰り返していたヨンナムの過去の秘密を知り、社会的に破滅へと彼女を追い込んでゆく。ヨンナムを守るため、すべてをかけてドヒは危険な選択をするが・・。

「私の少女」のスタッフ・キャスト

「私の少女」の感想・評価・ネタバレ

  • EllyMimy
    EllyMimy 4 2015年11月2日

    その昔私は韓流にハマっておりました。 今はすっかり離れてしまいましたが、その頃から一番好きな韓国の女優さんがこの作品の主人公のペ・ドゥナです。彼女が主演という知識しかないまま借りてきたのですが、凄いものを観終わった後の心地良い疲れと共に余韻に浸ってます。 この人が出演するものって本当にハズレがないとつくづく思いました。 ネタバレになるのであまりストーリーには触れられませんが、静かに、でも深く、田舎でのダークサイドが描かれていて画面に釘付けになりました。 間違いなくオススメできる一作です。 韓国映画が苦手な方も是非!

  • moe_soda
    moe_soda 0 2015年6月9日

    2015/6/9 ユーロスペース

  • southpumpkin
    southpumpkin 4.5 2015年3月29日

    試写会にて ペ・ドゥナとキム・セロンが主演というだけで、割と期待していたのですが、内容が思いの外良かったです。まさに韓国版『そこのみにて光り輝く』です。『そこのみにて光り輝く』と同じく田舎の暗部を描きます。が、この映画におけるターニングポイントは中盤の展開です。ここから加わる主人公の設定がなかなか興味深い。ネタバレになりそうなので書けませんが、田舎の暗部だけではなく、また別の問題にも取り組もうとしているあたり本作は面白い。主人公の人権が蹂躙されていく様の描き方は邦画じゃ描けません。この一歩踏み込んだ演出はやはり韓国映画ならではでしょう。今年日本公開の韓国映画では間違いなく上位に食い込んでくると思います。 ペ・ドゥナは相変わらず綺麗ですしとても良い演技をします。彼女が笑うシーンもありますが、これまためちゃくちゃ可愛いです。現在35歳だとは思えません。また、キム・セロンが大人になっててほっこりしました。