奇跡のひと マリーとマルグリット

奇跡のひと マリーとマルグリット

Marie Heurtin
2014年 フランス 94分
2015年06月01日
rating 3.9 3.9

あらすじ

今日 魂に出会った。小さくもろい魂。驚くべき魂。 ある日、ラルネイ聖母学院に目が見えず、耳も不自由な少女マリーがやってきた。生まれて以来14年間、しつけも教育も一切受けずまるで野生動物のように獰猛なマリーが放つ、強い魂の輝きに惹かれた修道女マルグリットは、自ら彼女の教育係となる。そしてふたりのむき出しの魂がぶつかり合う「戦い」とも呼ぶべき教育が始まった。 素晴らしい進歩。言葉がほとばしる、まるで奇跡のようだ。 マリーがやってきて8か月目、ついに奇跡が起こる。ふとしたことから、ようやくマリーは、物には名前があることを理解したのだ。最初の1語こそ苦労したものの、その後は次々と言葉を精力的に会得していくマリー。学ぶことの喜びを知り、日に日に成長するマリーと、母親のように惜しみなく愛情を注ぎ、教育を続けるマルグリット。ふたりの絆はより強いものとなった。もともと体が弱く不治の病を患っていたマルグリットだったが、静養を進める医者の反対を押し切って、マリーとともに生きることを誓う。 彼女は私の喜び。私の魂の娘。私の人生の光だ。 しかし、ふたりの別れの時間は刻々と迫っていた――。