
『映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム』のあらすじ
牧場でのんびりと過ごすショーンと仲間たち。ある日、ショーンは牧場主から自由になる生活を手に入れるために、あるいたずらをすることに。ショーンと群れの仲間たちは牧場主を眠らせて、牧場の隅にある車の中に移し、まるで夜になったように見せかける。ところが、牧場主が中でぐっすり眠ったまま車が動き出し大暴走!牧羊犬ビッツァーは暴走するトレーラーの後を追いかけて都会へ…。牧場に取り残されたショーンと仲間たちは大混乱。そこでショーンたちはビッツァーと牧場主を追いかけて都会へ旅に出ることに!
『映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム』のスタッフ・キャスト
『映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム』の感想・評価・ネタバレ
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大人が見ても楽しめる❗
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2016.02.01 実家であゆ子と千理とDVD
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まずはひと言。めちゃめちゃ好きです ‼︎ (*゚▽゚*) 無邪気で 愉快で ちょっと悪戯っ子で 仲間思いで天真爛漫なショーン達がとにかく可愛い。素朴な温かみを感じるフォルム、目にも鮮やかな風景の色使い。カラフルな色彩と手作りの温もりという点が 大好きな北欧の木のおもちゃに似てる。ビジュアルと醸し出される空気が好みで観始めてすぐにハートを射抜かれた。 でも、この映画の魅力は決してビジュアルだけじゃない。セリフが一切無いのにキャラの心情が、その場の空気が、とても良く伝わる。平和だけどルーティンな日常に退屈してしまった様子、いつもと違う時間への好奇心と憧れ、ピンチを機転とチームワークで切り抜ける爽快感と小気味良さ、ご主人を探す必死な顔、探し当てた後の展開に感じた寂しさ。 そして、皆、仲間が好きで ご主人のことも大好きなんだね・・終盤の展開は予想できるのに じわっと温かい気持ちになる。劇的な感動とは趣きの異なる心地良さ。今日のような寒い日に外から帰ってきて温かなミルクティーを飲んだ時のような、緩やかに身体が温まる感じ。 レストランでのドタバタシーン、最後の野良犬のシーン、好きなシーケンスがたくさんある。 冒険、絆、チームワーク、動物への愛、平穏な日常の幸せ・・シンプルなストーリーの中に織り込まれたメッセージが言語に頼ることなくとても自然に融合し確かな力で響く本作は、紛れもなく、子供も大人も楽しめる素敵な作品だった‼︎
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