お盆の弟

2015年 日本 107分
rating 3.5 3.5
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「お盆の弟」のあらすじ

渡辺タカシ(渋川清彦)は売れない映画監督。現在は妻子と別居中。ガンで入院していた兄マサル(光石研)の看病という口実のもと実家に舞い戻っていた。日課は地元の神社にお参りすることと、主婦のように買い物をし、兄のために夕飯を作ること。そして、これまた売れないシナリオライターで地元の悪友・藤村(岡田浩暉)の焼きまんじゅう屋で起死回生のシナリオ作りをする毎日。新作映画の企画が成立すれば、妻(渡辺真起子)とヨリが戻せると信じているのだ。だが藤村にはどうにも本気感が見られない。どうやら新しく出来た彼女に夢中らしい。 ある日、藤村がタカシに女の人を紹介したいと言ってくる。紹介された涼子(河井青葉)は、なかなかの美人で性格も良さそうだ。涼子のような女性と兄が付き合ってくれたらどんなに安心かと考えたタカシは、頻繁に会うようになる。ところが涼子はタカシに対し本気になっている様子…。 そんなとき、別居中の妻から離婚したいとの申し出を受ける。焦ったタカシは何とか妻の気持ちをつなぎとめようと映画の企画に必死になるがうまくいかず、それどころか涼子の前で酔っ払ってついポロっと独身ではないことを言ってしまう。 タカシに幸せは訪れるのか…。

「お盆の弟」のスタッフ・キャスト

「お盆の弟」の感想・評価・ネタバレ

  • matzsara
    matzsara 3.5 8月27日

    人生これでいいか。結果は何も出やしないど。なんとなく頑張ってる風にしてれば誰に怒られるでもない。夢だってまあ適当に続けてれば…、どうせ人生なんか運まかせなわけだし。いまはコレだし、このまえはアレだし。そのうちってことで。こんなもん、こんなもん …と。そんなことを考えていそうな不甲斐ない男性が主人公。職業、映画監督。一作目を作ったあと二作目がなかなか作れないでいる。危機感はあるものの、自分の巣に帰るとホッとしてしまう性分なのか、家族に嗜められても尻に火がつく様子がない。 全編モノクロ。家族の悲喜こもごもがノスタルジックに描かれる。 主人公は群馬が地元って設定なんだけど、実際この作品の監督も群馬出身。私小説的な部分も含む映画なのかな…と見終わったあと思ってみる。主人公の不甲斐なさとか切なさとか一段と沁みてくる。 ロケ地も群馬、メインキャストも群馬出身。なんとも群馬ずくめな作品。ただ、やきまんじゅう片手に紙原稿書くシーンは無理があろう!とクスリと笑ってしまった。タレが滴ってベタベタになっちゃうよ! 悪友が面白くて抜けててめっちゃイイやつ。悪友と主人公の気取らない感じが好きだった。あんな友達つくりたい

  • mataro_mince
    mataro_mince 4 2015年12月1日

    仕事の無い映画監督。嫁に追い出され実家の群馬で無為無策。そんな地元での顛末記「お盆の弟」塚口2。しゃがみこんでも人の為に願いなさい。誰かがあなたを願ってくれるまで。琴線に触れる映画。全般白黒は明暗じゃなく色を抜いて想像させるのが狙いならば大成功。ただ音声録音なんとかならんのかい。2015年12月1日 渋川清彦には白黒が似合う。カラーだときっと強烈すぎる個性。なにか落ち着きのないカメラと色と音声が気になった前半。物語の進行とともに落ち着きを覚え、話とかみ合ってくるまでどうなのと思いながらも、脚本の魅力だろうか有りがちそうでどこにもなかった映画。好きな作品になった。ポストのシーン好きだ。

  • swingby2355
    swingby2355 3.5 2015年9月9日

    キレイなモノクロ映像と軽妙な音楽で進む泥くさい話。緩やかな物語が、終盤登場人物たちがカッコ悪い自分をさらけ出す事によって一気に動き出し、最後は幸せな気持ちになった。ハッピーエンドではないかもしれないけど、希望のあるラストで良かった

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