涙するまで、生きる

Loin des hommes
2014年 フランス 101分
rating 3.5 3.5
3 0

「涙するまで、生きる」のあらすじ

1954年フランスからの独立運動が高まるアルジェリア。元軍人の教師・ダリュのもとに、殺人の容疑をかけられたアラブ人のモハメドが連行されてくる。裁判にかけるため、山を越えた町にモハメドを送り届けるよう憲兵に命じられ、ダリュはやむを得ずモハメドを連れて町へ向かう。復讐のためモハメドの命を狙う者たちの襲撃、反乱軍の争いに巻き込まれ、共に危険を乗り越える内に、二人の間には友情が芽生え始めるが……。

「涙するまで、生きる」のスタッフ・キャスト

「涙するまで、生きる」の感想・評価・ネタバレ

  • EllyMimy
    EllyMimy 3.5 4月17日

    泣きました。 涙を流さず心の中で号泣。 今の弱った私にはあまりにもこの作品が入り込んで来て、ヴィゴが自然過ぎて、観ていてまるでそこにいるような気にさえなりました。 決して幸せな映画ではありませんが、とにかくヴィゴに魅せられました。 彼、5か国語くらい話せるらしいです。すご過ぎます。この作品でもフランス語メインで話しています。

  • HMworldtraveller
    HMworldtraveller 3.5 2015年9月19日

    原作はカミュの短編小説。1954年フランスからの独立運動のさなかのアルジェリアが舞台。 ヴィゴ目当てにチョイスした作品で観るまでカミュ原作ということも知らず、漠然と、凄惨な紛争下でのサバイバルの話だと思っていたけど違った。紛争やサバイバルはあくまでも舞台に過ぎず、フランス人としてフランス領アルジェリアに生まれ育った元軍人の教師の生き様を描いたものだった。 当時はフランス領だったとはいえ、アルジェリアはまぎれもなく異国。しかも親はスペイン人。主人公は民族的にはスペイン人で国籍はフランスで生まれ育ちはアルジェリアということか。。フランス人からはアラブ人とみなされアルジェリア人からはフランス人と呼ばれながら、危険で過酷な環境下で生きてきた男の、無骨だけど実直で堅忍不抜な生き様がジワリと胸に沁みた。 考えさせられたのは、”帰属意識”というもの。民族、国籍、地域社会、企業・・・。人はしばしば個人的な繋がりや友情よりも帰属意識から来る感情や帰属する集団の利益を優先することがある。進んで優先するわけじゃなくても優先せざるを得ない時がある。友がいてその友情が確固たるものであっても。。その最たるものが戦争や紛争で、最後、主人公は自分の微妙な立場を否応がなしに自覚したのだろう。 地味だけど深い映画だった。ヴィゴ・モーテンセンの、心情が滲み出るような演技も良かった。目の表情と円熟味を増した役作り。年齢を重ねていい感じに渋みが増しているように思う。 殺伐とした荒涼な砂漠の風景がまるで不条理のメタファーかのように感じた映画でもあった。

  • whentheycry
    whentheycry 3.5 2015年8月19日

    最後まで邦題の『涙するまで、生きる』を考えながら見てました。 原作と違うらしいあのラストだからこの邦題なのかな? 主人公も最後この言葉を胸に子供達とお別れしたんだと思います。

「涙するまで、生きる」に関連する作品