
『男はつらいよ 寅次郎春の夢』とは
『男はつらいよ』映画シリーズ第24作目。脚本は山田洋次と朝間義隆に加え『太陽を盗んだ男』(1979年)のアメリカの脚本家レナード・シュレイダーと『釣りバカ日誌』シリーズを手掛ける栗山富夫が参加し4人で共同執筆した。ゲスト出演に『赤ひげ』(1965年の)香川京子、『恋の空中ぶらんこ』(1976年)の林寛子。そして、今回はハリウッドで活躍するコメディ名俳優であるハーブ・エデルマンを迎え、アメリカのアリゾナでロケを行ったシリーズ内では異色の作品となった。
『男はつらいよ 寅次郎春の夢』のあらすじ
「フーテンの寅」こと車寅次郎(渥美清)は、暫く故郷である葛飾柴又に戻っていなかった。その頃、葛飾柴又では散歩をしていた御前様(笠智衆)がセールスの為に日本に来たが無一文になってしまった外国人のマイケル・ジョーダン(ハーブ・エデルマン)と出会う。英語が話せない御前様は、さくらの息子・満男(中村はやと)の英語塾の大学生・高井めぐみ(林寛子)を呼んで「とらや」に連れて来る。そんな時に、寅次郎が葛飾柴又に戻るのであった。 案の定、「とらや」に転がり込んだマイケルと寅次郎は喧嘩をするのだが、そこにめぐみとめぐみの母・高井圭子(香川京子)が訪れ、寅次郎は圭子に心を奪われるのであった......。
『男はつらいよ 寅次郎春の夢』のスタッフ・キャスト
『男はつらいよ 寅次郎春の夢』の感想・評価・ネタバレ
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倍賞千恵子の歌う「ある晴れた日に」の部分が素晴らしくて度肝を抜かれた。