
『陸軍』のスタッフ・キャスト
『陸軍』の感想・評価・ネタバレ
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今年の見納めは日本映画にしようと思い、視聴致しました。 1944年、戦時下の映画です。陸軍省の要請で製作されたものだそう。 陸軍省後援ということもありまして、確かに「皇国の為に」の精神が全編通して映されています。 しかし、細部までそうかと言われると、そうではないでしょう。 特にラストシークエンスは陸軍省の目的とは大きく異なり、そして極端に言えばこのラストが全てかもしれません。与謝野晶子さんの「君死にたまふことなかれ」を彷彿とさせます。一見の価値ありのシーンです。