異邦人

異邦人

The Stranger
1968年製作 イタリア・フランス・アルジェリア 104分 1968年9月21日上映
rating 2.5 2.5
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『異邦人』とは

1942年に発表されたアルベール・カミュの小説『異邦人』を、『郵便配達は二度ベルをならす』や『ベニスに死す』などの作品で有名なイタリアの巨匠、ルキノ・ヴィスコンティが映画化した。カミュのファンからは、アーサー・ムルソーがイメージと違うなどの声も上がっていたが、カミュの小説の特徴とも言える「社会においての不条理な世界」という表現を、映画と言う枠の中で見事に体現できているといえるだろう。生への執着が薄く、無気力な中年男を演じたマストロヤンニの演技も見応えがある。

『異邦人』のあらすじ

平凡なサラリーマン生活を送るムルソーは、ある日、養老院にいる母が死んだという知らせ受ける。 遠く離れた養老院まで行き、極淡々と葬儀までを簡潔に終わらせ自宅へと戻った。 彼は、母の死にさえ興味がなかったのだ。 翌日は、親しい女性と喜劇映画を見て過ごす。 しかし、結婚にも夢が無く感情も無い、全ては今日一日をただ過ごすだけという人生を送っていたムルソーは、ある夏の日、友人との外出先でトラブルに巻き込まれ人を殺めてしまう。 捕らえられて裁判にかけられた彼は、死刑判決を受けた時に初めて、生きる事を望むようになる。 そして、自身に与えられた運命、、、死を受け入れた時、ついに彼は自由な存在となるのを感じたのだった。

『異邦人』のスタッフ・キャスト

『異邦人』の感想・評価・ネタバレ

  • Kei Miyazato
    Kei Miyazato 2 2015年7月21日

    初めて観るビスコンティ作品がこれだとビスコンティってヘボ監督?って勘違いするかも 原作の上っ面をなぞっただけにしか思えなく(遺族の干渉があったにしても) カミュならペストを撮れば良かったのにと思いました、後半の裁判シーンが映画で観ると大仰で 本と映画は違うんだなと当たり前の事を確認出来ただけでした あとマストロヤンニの水着が変でした。

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