あの日のように抱きしめて
あの日のように抱きしめて
Phoenix
2014年製作 ドイツ 98分 2015年8月15日上映
rating 3.6 3.6
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『あの日のように抱きしめて』の感想・評価・ネタバレ

  • ごとー
    ごとー 0 2017年3月21日

    2017/03/21 翻訳者 吉川美奈子 ベースがテーマを取るスピークロウの物悲しさと終戦直後の混沌とした世界がマッチしてた。 ラストが最高すぎる。

  • ののはな
    ののはな 4 2016年4月12日

    時は第二次世界大戦後のベルリン。 アウシュビッツ収容所で奇跡的に生還した主人公は、顔に深い傷を負っていた。整形手術を受けるが、彼女の望みは「元の顔に近いままで」 それは生き別れになった愛する夫が自分だと分かってくれるようにとの望みからだった。 ジャケ画からして、夫と再会するが彼には既に女性がいて、なんやかんやありながらも元妻と分かりラストは抱き合ってハッピーエンド!なんて勝手にストーリーを想像していたのですよ...(今思うとありきたりでツマラン(^_^;) 人は見たくないもの、信じたくないものを無意識のうちに記憶から削除できる生き物なのかもしれない。映画「フレンチアルプスで起きたこと」の夫がそうだったように。 ラストシーン。彼女の歌声に全て持っていかれた。歌うは「スピーク・ロウ」 開けられたドアには光が溢れている。 短いながらもいつまでも心に残る秀作。

  • えりこ
    えりこ 3 2016年2月16日

    アウシュビッツから生還した妻、けれど彼女の顔は暴力により変貌してしまい、妻に気付かず再会した夫。二人の再会を軸に真実を描き出す切ないストーリー。 気だるい『スピーク・ロー』をBGMに、あまりにも悲し過ぎる物語が展開します。 辛い映画ですが、主人公である彼女の心象風景を感じながら物語に惹きつけられました。終わり方も好き。

  • HM world-traveller
    HM world-traveller 3 2016年2月15日

    人は信じたいものを信じる生き物なんだと思った。 ナチスの強制収容所から奇跡的に生還したものの、顔に大怪我を負い再生手術を受けた妻と、再会しても妻に気づかない夫のドラマ。 ネリーは絶望しないのだろうか?こんな目にあってまでなぜ夫にこだわるのだろう? 鑑賞中、終始そんな思いが心の中に満ちていた。 強制収容所は言わば死の淵。過酷な日々の中、夫の存在が彼女の心の支えだったことは容易に想像がつくし、ようやく出会えた彼のことを信じたい気持ちも理解できる。が、彼は今目の前にいる自分が妻だと気がつかない。私がこの立場なら、戦時中の裏切りよりも何よりもそれが一番ショックだ。その上とんでもないことを持ちかける。失望し打ちのめされて、悩みながらも早々に別れを決断すると思う。 いろんなことを語らい合った声、見慣れたはずの姿, 背格好、立ち居ふるまいや日常のちょっとした癖、それに筆跡。顔が多少変わったとしても 何日も一緒にいて妻である自分に気がつかないのはとても辛い。裏切りもショックだけれど、自身の命も危うい戦時中のこと、彼もまた戦争の犠牲者だと思えばそのことは耐えられる気がする。 人は信じたいものを信じる生き物。夫は自分のことを愛していたと信じたい。夫の裏切りや企みを ” 裏切り ” だと認めた瞬間、自分がもっと傷つくとわかっているから無意識のうちに認めることを避け信じようとする。彼女は心から夫を愛していたのだろう。一方、夫の方は妻に気がつかない。エリーが生きているとは微塵も信じていない。彼に、エリーは生きていると信じる気持ちが少しでもあれば、彼女だと認識できるはずだと思う。 ラストシーン、夫が弾くピアノでエリーが歌う「スピーク・ロウ」は想いのすべてを絞り出すように切なく、けれど力強く響いた。自分で立って前を向いて歩いて行こうとする彼女の意志が見えるシーン。スコアのすべては、このシーンに捧げたい。

  • Satoko Suzuki
    Satoko Suzuki 4 2015年12月28日

    2015/12/25 冒頭から、体液の滲み出た包帯を、頭部(顔)にグルグル巻きにした女性が登場。なにやらサスペンスな予感、、。 ユダヤ人収容所から生還した女性が、重症の顔を形成手術した後に、最愛の夫に会いに行ってみたら、男は妻だと気付かずに、その女性にある提案を持ちかけるのだが、、、と、いうお話です。 状況説明のテロップやナレーションが一切無く、非常にヨーロッパ的な、想像をさせるような映画でした。最大の焦点は、男は本当は妻を愛していたのか?、という事。 「え?なんで?」って所もありましたが、色々想像が膨らみました。 ラストのカットも、効果的な音楽と共に、非常に好きな感じ。面白かったです。 ただ、この邦題、いまいちな気が、、。安っぽいメロドラマみたい。

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2015年12月11日

    いま最もハードボイルドが似合う女優、ニーナ・ホス。『東ベルリンから来た女』のクリスティアン・ペッツォルト監督で、相手役も同じくロナルト・ツェアフェルト(丸っこい風貌がニーナと好対照)。そしてこれもまたラストシーンから逆算して作られたかのようだった。収容所から生還したネリーの包帯にくるまれた顔、ベール、以前の姿がおぼろげに写る写真、がれきと化した結婚生活、暗闇のシルエット。見せない、語らないことでサスペンスとミステリーと情感の雄弁な余白が深まる。そしてか細い身体にドラマティックな眼差しで、女スパイの如く何人ものネリーの顔に移り変わるニーナ・ホス。そこまでして夫は気付かないのか、本心はどこにあるのか。このラストの鋭い切れ味たるや。Speak Lowがしばらく耳を離れないはず。

  • tophelos
    tophelos 0 2015年11月6日

    2015/09/05 テアトル梅田 残念ながら観逃したままの「東ベルリンから来た女」と同じ監督、キャストによる本作。第二次大戦後、アウシュヴィッツ強制収容所から奇跡的に生き延びた女性がひたむきに愛を問う姿を、サスペンスタッチで描いている。顔を負傷したために受けた整形手術によって妻本人であることに気がつかない夫との不思議で危うい関係は、ラストでひとつの結末を迎えるわけだが、それがどのような意味を持つのかは観た者の受け取り方に委ねられているように思う。主人公が声楽家という設定で、「スピーク・ロウ」というジャズナンバーが重要なキーとなっており、非常に印象的である。観逃した「東ベルリンから来た女」も是非とも観なくては。

  • Chihiro Kaneko
    Chihiro Kaneko 4 2015年8月27日

    とても静かな映画。 最後の1曲のためにある映画でした。 見終わってから考えたら、旦那のジョニーはなかなかのクズだったなって思った。

  • Minori

    人生初の試写会、ドイツ映画 この先は想像にお任せしますパターンは、余韻に浸れる場合もあるけど、この映画の場合手抜きに感じてしまった 主人公たちの、終始ぼんやりした、霧がかかったような表情が特徴的だった