
『エベレスト3D』とは
1996年、世界中の登山家を惹きつけて止まないヒマラヤ山脈の世界最高峰エベレストで起きた実話を基に、悲願の登頂を目指し世界各国から集まった登山家たちを襲った凄絶なサバイバルを描いた群像ドラマ。過酷な撮影現場にも関わらず、目を覆いたくなるほどの臨場感あふれる3D映像で描き切っている。世界最高峰が故の知られざる登山事情をもリアルに描写した監督は『2ガンズ』でアクション演出の手腕を認められた新鋭バルタザール・コルマウクル。出演は『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラーク、『トゥルー・グリット』のジョシュ・ブローリンをはじめ、ジェイク・ギレンホール、エミリー・ワトソン、キーラ・ナイトレイ、サム・ワーシントンら豪華キャストが顔を揃えている他、実在した日本人登山家、難波康子役を森尚子が熱演している。
『エベレスト3D』のあらすじ
1996年。登山ガイド会社により企画された、世界最高峰エベレストの登頂ツアーには、今年も世界各地から悲願の登頂を夢見る8人のアマチュア登山家たちが集まった。著名ジャーナリスト、医師、郵便配達員など、様々な肩書きと事情を抱えながらもエベレストに魅せられた一行は、ベテラン・ガイドと共に標高5000mを超えるベースキャンプに1か月滞在し、来たる登頂アタックの日に向けて準備を開始する。ベースキャンプは多数の商業登山隊でごった返し、それぞれの思惑もあり連日トラブルが発生。そんな中、ようやく登頂アタックの日を迎えるが、思わぬ災難が次々と一行を襲う。
『エベレスト3D』のスタッフ・キャスト
『エベレスト3D』の感想・評価・ネタバレ
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オールスター実録遭難雪山映画(3D)。だが、意外と地味に淡々としてる。一般の登山客だからかもしれない。ここぞというスキルとか極限の狂気とかでなく、「充分あり得る」事故なのだ。愛妻が帰りを待つベテラン・ガイドのドラマで泣かせるが、1人1人の顛末はそこまで詳細に描かれない。ジョン・クラカワーが同行してたとは知らず驚いたが、取材した彼の目線という訳でもない。大勢のキャラクターの見分けがやや付きにくいし、そもそもエベレスト登頂場面は多くない。ただ、不運にも一つ一つ原因が重なっていくことが哀れだ。逆に興味深かったのは、普段見ることのないサポート基地の女性2人の仕事。どちらかといえば、彼女たちに感情移入してしまった。エベレストの絶景と共に、テントや装備のカラフルさが現代的。
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映画館ではないので、普通にテレビで視聴。山登りの映画は色々観たけれど、結局はどれも辛さが伝わってきて、「なんでそこまでして登る?」って思ってしまうのは愚問だと思いつつ、毎度思ってしまう。結局は山を登る人は生きると同義なんだろうな~。
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自分は大丈夫という過信が生死を分ける。 引く事。
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