NO (2012)
NO (2012)
NO
2012年製作 チリ・アメリカ ・ メキシコ 118分 2014年8月30日上映
rating 3.5 3.5
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『NO (2012)』の感想・評価・ネタバレ

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2016年9月22日

    チリ独裁政権の是非を問う国民投票、そのキャンペーンCMの製作過程が興味深かった。広告マンのガエル・カルシア・ベルナルは、正論メッセージを深刻に訴えても浮動層には逆効果になりかねないので、NOを呼びかけるのに敢えて明るくポップな体裁のCMを作ろうとする。そのアプローチは納得だが、当然ながら反政府活動家は反発…どちらの意図もわかるのでプレゼンの様子は胃が痛む。一方で政府側も広告戦略を取り入れ姑息に反撃、次第に両者がパロディ合戦みたいになってくるのが何とも。 実際CMがどう影響したのかはわからず、主人公ガエルも感情を表にはしないし時に傍観者的立場。でも彼の潤んだ目が時代を観察し、現在に繋がるメディア批評ともなっていて最後はほろ苦い。全編当時使われたビデオ撮影、電子レンジにWe are the worldなど80年代風俗の再現が凝ってる。

  • nieve822
    nieve822 3 2015年8月31日

    1988年にチリで起こった実話。画像がああなのはわざとよね?ピノチェト独裁政権へのNo派とSi派。あのCMソングが耳に残る〜。久々のガエルとスペイン語。面白かった。

  • Yumiko Takayama
    Yumiko Takayama 4 2015年8月23日

    メディアがいかに視聴者を洗脳するか、その方法を見せられた 独裁政治は怖いなあ、国民同士が憎しみ合う…

  • Aki

    淡々としすぎていたのかなぁ。緊迫感とかがあまり伝わってこなかった。TSUTAYAのポップで期待しすぎたかも

  • Katoh Shigeru
    Katoh Shigeru 3 2015年6月27日

    20150627

  • ゆう

    チリ。ピノチェトによる独裁政権を終わらせるためにピノチェトの続投を阻止すべく国民投票でNoの票を集めようと1日15分間だけ枠を貰えるCMを製作する人達の実話に基づく話し。 反政府の人間が何千人という規模で誘拐、拷問、殺害、国外追放されてるのにNoの票が集まらないのは何故?と思ったけど「こんなの出来レースだ」とか「パンを買うために行列に並ばなきゃいけない。またあの苦しい時に戻るんじゃないか」という意見が多く中々Noの票が集まらないということが描かれてたのはなんか新鮮だった。 当時実際に使われたCMやまさかの本人役などと面白いところも沢山あるけど、実際のCMを流す時違和感がないようにとワザと画質が粗くされてるのは正直見辛くてストーリー云々の前に感情移入できなかった。

  • mince

    1980年代末、20年独裁に及んだ軍事政権。習い通り長期政権に毒が差し民衆の不満は爆発。WW圧力の中で軍事政権は自身の自由社会をアピールすべく信任選挙に及ぶ。海外出戻りのクリエイタはその手腕で信任をNOに染めるべく大奮闘。「NO」塚口4。派手さはない。その冷酷さもただ淡々と。20141114 荒い粒子で取られた映像は当時のニュース映像や実際の選挙放送を 劇中にそのまま使うための臨場効果。 チリ軍事独裁の圧政下で虐待殺害される様子が映像で映しだされる。 その映像を使わず、コカコーラCM的な手法で浮動票を取り込むことを算段する。 選挙放送枠は検閲された上、夜間たった15分。比べて政権側は一日中使いたい邦題。 当初楽観視していた政権側はその効果に驚き直接間接に脅しをかける。 実際のドキュメンタリのような撮り方をしているので音響などでの盛り上げはなく 淡々と話しが進行する。既得権益vs自由。人の心の揺らぎが透けて見える。 YES?それともNO?

  • Anna Kaneko
    Anna Kaneko 3 2014年10月13日

    主人公の広告マンとしての顔、父としての顔、男としての顔をパラで表現しててよかった。 表面的には広告マンのサクセスストーリーだけど、 よく観ると父として・男としての結末は結構エグくて深い話だぞ 広告作るまでの展開がスピード感が無かったところだけ残念。 そんなんじゃレネも寝るわよ監督さん!

  • …

    主演の俳優さんが素直にかっこよかった。 人を動かすことって、 結構大変だ。 これからの未来を変えたいと思う 若者のひとりとして 満てよかったと思える映画だった。 自由とか希望とかを喜んで 人と抱き合えるなんて、 いいよね。

  • 錆犬

    2014/09/17 名演小劇場

  • まりまりん
    まりまりん 3 2014年9月14日

    2014.9.14@ヒューマントラストシネマ有楽町

  • tophelos
    tophelos 0 2014年9月12日

    2014/08/30 テアトル梅田 実際に1988年チリの軍事独裁政権の是非をめぐって行なわれた国民投票でのキャンペーンを、商業コマーシャルのプロフェッショナルである広告マンが担当する事で、世論が大きく動いていく事になる様を描いた作品。この映画を見れば、確かに広告の力を素晴らしいと感じる事ができる訳だが、裏を返せば同じような手法で、誰かの都合の良い方へ多くの人々を誘導する事も可能であるとも言えるだろう。本作では当時の実際の映像を使用しており、それらと出来るだけ違いが出ないように、わざわざ当時の撮影カメラを使用して撮影が行われている。決して画質は良くないが、独特なドキュメンタリ効果も生まれ、当時の緊張感が見事に伝わって来る。

  • Yasunori Tanaka
    Yasunori Tanaka 5 2014年9月12日

    期待していたとおり、素晴らしく面白かった。ガエル・ガルシア・ベルナルの静かな迫力に見とれていました。 あとで書き足します。

  • ojojoj19
    ojojoj19 0 2014年9月7日

    テロ, ライブを観に行ったらガエル・ガルシア・ベルナルの顔と「若き広告マンが恐怖政治に挑む、命がけのキャンペーン!」ってコピーが載ったポスターが劇場の前に貼ってあって、「あ、そう言えば高校の時の図書室の司書さん、ガエル・ガルシア・ベルナルのこと好きって言ってたなぁ~」と思い(当時は『バッド・エデュケーション』をおすすめされて観ました、今思えば司書さんもしかしたら腐女子だったのかもしれない)、観てみた作品。 チリで実際にあった、独裁政権とそれに対抗する反体制派(NO!)の人達が打ったCMキャンペーンの話。実話らしい。 画質とか撮り方、次の場面への移りかたがすごく独特だった。チリは画質とかが基本的にこんな感じなのだろうか、それとも、この映画のみ?あと初っ端から移動手段がスケボーだったことにどう反応していいかわからなかった。 賛成派のCMと反対派のCMをみて。私は、独裁を受けたことが無いから、賛成派の当初のCMをみるとパワフルで良いなと単純に印象として感じてしまったけど、独裁を受けた人はそうも感じないのだろう。 独裁を受けていない人間からしてみれば、反対派のCMが、事実を暗く語るのでなくあんんなにもあえて明るくつくられていると、すべてを諦めている国民たちにとっては、逆にCMが虚構のような気がしてむなしく思わないのかな、と思ったけど、すべてを諦めて下を向いているからこそ、あえて明るくユーモアをまじえて喜びを伝えることで、下を向いていた顔がすこしずつ上を向いて、NO!と言ってもいいんだ、と、人々が感じられるのかもしれないな、ともおもった。こころに僅かな希望といっしょに。 人は、希望を感じていたい生き物なのだろうなと思った。人のこころを動かすのは恐怖ではなく希望。広告屋はそうやって、人のこころを動かして行くのかと。

  • hiroenag
    hiroenag 0 2014年9月3日

    エジプトを思い出してしまいました。「(反体制側の作った暗くて真面目な広告では)人は動かない」「広告屋として対抗する」として、政治家でさえ負け戦と思っていた状況を大逆転させたわけですが、チリはそれでどうなったんだろう。とはいえ、あの歌は頭から離れないです。さすがです。映画館を出る頃には、みんなノー派になっているんだろうなと思ったのでした。広告屋恐ろしい!

  • 2_fillmore
    2_fillmore 3 2013年3月16日

    チリ映画。 ピノチェト独裁政権に対して、どうやって反対票を獲得するか、選挙プロモーションのお話。町山氏がラジオで薦めていたので鑑賞。いやー面白い。 画質がめっちゃんこ悪いんですけど、それだけでフレッシュ。映画はフレッシュなこと一個でもやればそれでいいんです!(宇多丸さんの受け売り) ストーリーも合間合間に入る抜けたギャグとかが面白くて素敵でした。