人生は小説よりも奇なり

LOVE IS STRANGE
2014年 アメリカ 95分
rating 4 4
7 13

「人生は小説よりも奇なり」のあらすじ

ぼくらは結婚して、家もお金も仕事も失った。それでもまるごと愛おしい、我らが人生! ニューヨーク、マンハッタン。39年来連れ添ってきた画家のベンと音楽教師のジョージは念願かなって結婚した。周囲のあたたかな祝福を受けて、二人の新たな生活は順調に始まるはずだったが――。同性同士の入籍が理由でジョージは仕事をクビになり、これまで絶妙なバランスで保たれていた生活はいとも簡単に崩れてしまう。保険、年金、不動産……現実問題が次々と押し寄せ、二人は長年暮らしたアパートメントを離れ、新婚早々に別居を余儀なくされる。ベンはブルックリンに住む甥のもとへ、ジョージはアパートの隣人で警官のゲイカップルのもとへ。社会からの根強い差別と肩身の狭い居候生活に心が押しつぶされそうになりながら、ベンとジョージはありのままの自分を理解してくれる人がいることの幸福に改めて気づくのだった。 2011年に同性婚が合法となったニューヨークで繰り広げられる上質な大人の悲喜劇。物質的な豊かさを失ったカップルが見つける、何よりも価値ある幸せとは? 人生でほんとうに大切なものは何かをそっと教えてくれる、思いがけない“ギフト”のような素敵な映画が誕生した。

「人生は小説よりも奇なり」のスタッフ・キャスト

「人生は小説よりも奇なり」の感想・評価・ネタバレ

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 9月8日

    繊細で美しいカリグラフィみたいなタッチの映画。長年連れ添ったゲイ・カップルが結婚を機に家を失い、それぞれ友人宅に居候する羽目に。親しい友人でも同居となれば話は別、その微妙な距離感と悲哀が炙り出される日々の情景は『東京物語』を思わせて、上品で慎ましい語り口含め、かなり小津っぽい。静かなピアノ曲、余白と行間に読み取れる年月のニュアンス、何よりジョン・リスゴーとアルフレッド・モリーナの佇まいが醸す温かく強い絆。マリサ・トメイら脇役陣の演技もしみじみと深い。そしてチャーリー・ターハン扮するまだ自分自身を確定できない高校生が、更に輝く印象を残す。あの長いクライマックス場面にはやられた。 そりゃあ如何にもNYのインテリ層らしい趣味の良さで、撮影も脚本も美しすぎるくらいだが、それでもやっぱり惹かれてしまう。但し、邦題はちょっとズレてる気が。

  • Kie_Kobayashi
    Kie_Kobayashi 4.5 2016年9月18日

    良かった 子孫を残すことの意味は愛した人間が死んでいなくなったときにその人を思い出したり想ったりするためにそういう意味でひとりにならないためなんだなと思った それが自然にできるヘテロが羨ましいと思った

  • EllyMimy
    EllyMimy 3.5 2016年9月12日

    ショパンの子守唄を聴きながらこのレビューを書いています。 39年連れ添ったゲイのカップルが結婚してからのおはなし。 結婚したのに別居する羽目になり…いろいろとハプニングも起こり… 展開的には大きな出来事はありませんが、私の好きなゆるくまったりな映画でした。 全編ショパンがBGMというのがクラシック好きな私には嬉しかった!ジョン・リスゴーにアルフレッド・モリーナという大ベテラン2人と私のお気に入りなマリサ・トメイの好演をまったりお楽しみください。

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