アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち
アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち
The Eichmann Show
2015年製作 イギリス 96分 2016年4月23日上映
rating 3.5 3.5
8 11

『アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち』の感想・評価・ネタバレ

  • ブルーガール
    ブルーガール 3 2016年5月8日

    「ファシズムという怪物は、状況次第で誰の心にも宿る」という考え方には同意します。私を含め、人間の心はそういった危うさを常に持っていると思います。 放送プロデゥーサーとドキュメンタリー監督では、それぞれの考える「観せ方」に大きな違いがあるのだなと、興味深く感じました。実際のメディアの現場でもこのような衝突が起こっているのでしょうか?

  • cooman

    思っていたよりは重苦しい雰囲気ではなかった。この映画ではアイヒマンは何もかたらない。裁判をショーとして成功させたい男と誰にでもアイヒマンになる可能性があることを証明したい男、そして彼らに向けられる脅迫などが混じり合い飽きることなく観られた。

  • Ryosuke Ohba
    Ryosuke Ohba 3 2016年4月29日

    アドルフ・アイヒマンというナチスの親衛隊中佐の裁判をテレビで放送するという実話に基づいた作品。 アイヒマンは、数百万人を強制収容所に送る指揮をした人です。その裁判がイスラエルで行われることになり、撮影しようと乗り込みますが、判事から許可がおりず……というスタート。で、割とあっさり許可が取れちゃいます。その瞬間悟りました。この作品、エンタメする気ないな、と。 予想通り、その後も脅迫事件などがありますが、その割に比較的淡々と映画は進行していきます。 題材に興味はあったのですが、映画としては高く評価できませんでした。90分が長く感じてしまうような作品は好きではないのです。

  • mince

    「ユダヤ人問題の最終解決」を遂行したドイツ親衛隊中佐アイヒマン。戦後拉致されユダヤの新国イスラエルへ密送、逮捕。600万人が原告1ドイツ人が被告の裁判を撮影、配信したアメリカのTVクルー達を描く「アイヒマンショー/歴史を映した男たち」テアトル梅田1。命題は永遠に足踏みしたままで。2016年4月27日 意図は不明だが毎年数本のホロコースト映画が作られ続けている。エンターテイメント性が高く、「ハンナ・アーレント」とは趣きが異なる。最終的には同じ命題に頭を抱え悩む様子なども散見するのだがそれ以外に新しい視点は感じなかった。だからこそこの映画はあの裁判の意味を肯定否定することなく結ばざるを得ない、なので短く感じた映画の長さもそう成らざるを得なかったのでは。放送に関しての事前交渉や方法などTVの製作者側から観た「新しい視点」は充分に感じられた。これを観ていると近年のイスラエル・ユダヤ人のパレスチナ人へのやり口に考えてしまう。