太陽 (2016)

太陽 (2016)

2016年製作 日本 129分 2016年4月23日上映
rating 3.5 3.5
20 18

『太陽 (2016)』のあらすじ

21世紀初頭。人類は2つに分断されてしまったーー。夜にしか生きられない進化した人類「ノクス」と、太陽の下で貧しく暮らす旧人類「キュリオ」。 物語の舞台は 21世紀初頭。バイオテロによって世界にはウイルスが蔓延。太陽の下では生きられないが、若く健康 な肉体と高い知能を有する進化した新人類【ノクス(夜に生きる存在)】。太陽の下で自由を謳歌しつつも、暮らしは 貧しいままの旧人類【キュリオ(骨董的存在)】。2つの世界で対立しながら生きる2つの人間がどうやって融和してい くのか──生きることはどういうことなのかを問いかけていく。

『太陽 (2016)』のスタッフ・キャスト

『太陽 (2016)』の感想・評価・ネタバレ

  • エミデブ
    エミデブ 3 20日前

    謎のウイルスで人口が激減した日本。耐性を持つ新人類ノクスと旧人類キュリオとで大きく分断された生活模様を描く。 細かい設定もまだまだあるがこの映画が描いてるものはなんだろうとずっと考えながら観ていた。わかりやすく強者と弱者がいて、内実は全く伴っていない強者からの一方的な「平等」という建前。首都圏と地方の生活の対比が最もこの映画の場合しっくり来るがそれだけではない、性別、世代、国、セクシャリティ、全てのマジョリティとマイノリティに関係する話だ。 例えばゲイだからこそ言えることとしては、ストレートの暮らしは良いもので、結婚やその他諸々の権利があって「私たちは差別なんかしてない」と言いつつ、仮にゲイになれるとしても絶対に拒むであろうその言い草。ストレートの世界で良しとされてる価値観を押し付け正義を果たしていると満足そうに酔いしれる。 発展途上国に建てる学校もそうかもしれないね。「僕のおとうさんはボランティアというやつに殺されました」なんて話題になったお話もあった。 その他にもこの映画が取り上げるこの架空の2つの人類の関係性はどこか誰しもが体験したことがある「何か」に感じて、身に沁みる思いもあると思う。 演技に関してはやたらと叫んでばかりの神木隆之介と劇団!という感じで、なんというか映画というより舞台を観ている感じ。後半の長回しなんかは特にそうだろう。 原作にケチをつけるわけではないがこういう話って最終的に旅に出すぎ。ほぼ90%以上最後は旅に出るでしょ。自由を求めて旅に出るしかないのかなぁ。なんとなく話がまとまらなくなって作者もろとも逃避行(旅)してる気がするんだよね。

  • とし

    夜にしか行動できない進化系人間のノクスと旧人類のキュリオの2種類に分断された世界で最初からかなりぶっ飛んだ設定だなって思ったけどなかなか人間味があり不思議な展開についつい見入っちゃう。結局何が言いたいのかあまりコンセプトは理解できなかったけどノクスとキュリオの友情は良かったな。

  • Yamanaka  Akira
    Yamanaka Akira 3 2017年9月20日

    近未来が舞台の映画なんだけど、現在の世界の状況を色々と重なることが多く考えさせられる映画。都会と田舎、先進国と後進国などの対比している社会の問題の数々と重ねて見えてしまう。一応SFなんだろうけど、日本の陰湿な部分の田舎を土着的に見事に描 かれてた気がする。出てくる人達にほとんど悪い人はいないのに、こういうことが浮き彫りになってしまうのは人間の性か。差別か区別、もしくは階層か。人間は生まれてきた時から違うから…解決できる問題なのか難しいところである。

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