LOVE 3D

Love
2015年 フランス・ベルギー 135分
rating 3.2 3.2
9 9

「LOVE 3D」のあらすじ

男と女、そしてもうひとりの女 映画史上、最もセンチメンタルでエモーショナルな【愛】の物語 本作は、青年マーフィーがかつての恋人エレクトラとの2年にわたる蜜月を振り返るスタイルを取りながら、愛しあう若いカップルの情熱を、肉体的に精神的に完全に再現する映画であり、愛と性を分けて考えるのではなく、すべてを包容する【LOVE】を3Dで描いた究極の物語。2015年カンヌ映画祭で熱狂の嵐を巻き起こした鬼才ギャスパー・ノエが放つ、愛のエモーション!

「LOVE 3D」のスタッフ・キャスト

「LOVE 3D」の感想・評価・ネタバレ

  • skr_icj
    skr_icj 3 2016年9月8日

    せっかくなら3Dで観たかったけれど観られずDVDにて。欲望と愛が紙一重に描かれていて辛い。間違いを何度か繰り返すことで思いもよらない道へと進んでしまった男の後悔。ただ後悔の先にもしっかりと愛があるからややこしくなる。赤い映像とともに描かれる愛のシーンは官能的というよりかは芸術的。重さ、大きさ、熱さをことごく伝えようとしているのが伝わってきて、少し疲れる。

  • YU66
    YU66 5 2016年5月16日

    いつも強烈な破壊力を叩きつけるギャスパーノエが、またすごい映画を作りました。 激し過ぎる愛は「ベティブルー」や「アデル、ブルーは熱い色」を彷彿とさせ、情熱的でリアルなセックス描写やセックスシーンの時間の長さも今までで一番でした。 そして「エンターザボイド」ばりのトリップ感はまた期待を裏切らず。 ギャスパーノエは素面ではないはず、愛してます。

  • mazda620
    mazda620 4.5 2016年4月8日

    スクリーンから精子が飛びだしてくる3Dポルノ っていうまたまた強烈なことをやらかしたギャスパーの新作。 正直ギャスパー映画ってそこまではまれなくてあんまりノリ気じゃなかったんだけど、ギャスパーファンの友達に連れられてみたらまんまとはまりました、えっめっちゃ面白いじゃん!ってわりと出だしから好印象。 性欲の先に愛があるのか、愛の先に性欲があるのか。でてくる人物はみんな欲望にまみれてる、自分にとっての快感が何かを知ってる。頭で考えるよりも体にとって正直でいる。相手に自分の身体全てを捧げたくなる。 誰かを想い愛することと、欲望を求めることは違う。けれど互いが溺れるほど求め合い、同じものを快感に想い、その瞬間に繋がっているというのは、はたからみたらただの行為にすぎなくても、その2人にとって愛が成立してるって思う。自分の本能的に感じるもの全て捧げたいというのはただの欲望じゃなく、もっとずっとその先にあるものでその想いにぴったりはまる名前がない。 観終わった時にLOVEってすごくいいタイトルだって思ったけど世界中で愛もLOVEも、あまりに容易く多くの場所で使われるせいでパッと聞くとすごく薄い言葉に思えてしまうし、本作もストーリー事態はそんなひねりのあるものではないから世界中のそこらへんにあるLOVE に思えてしまう。 例えば自分の恋愛の話を誰かにした時、自分の中で人生観を変えるほどの恋愛だったとしても、第三者にそれを話した時、いくら一生懸命聞いていたとしても人生観をゆさぶられる恋愛 にはたぶん聞こえない。その人と相手が内で感じているものなんて言葉なんかで伝えられるほど軽々しいものではない。 だからそれがどれくらいのLOVEなのか 愛ってなんなのか ギャスパーが本気でそれらを映画を通して伝えようとしたいのがわかった。ストーリーだけでみればただの性欲の塊な3P にしか思えないかもしれないけど、欲望をずっと超越した、身体の奥底でしかわからないものを彼は映像化したような気がした。 こんなこと言ったらいろいろ疑われそうだけど正直もっともっとやってよかったんじゃないの?ってすごーく思う。間違いなく映画館という大画面で観て良かった、3Dという美しさでこの作品を感じることができて良かった、そう思ったけど、もうこれ以上無理です、愛がだだ漏れです!っていうくらいまだまだやれたんじゃんって感じ。今までのギャスパーの中で一番好きな作品になったけど、今までのギャスパーよりもずっと見やすいと思ってしまったのがその理由。観者を嫌だと思わせるぐらい疲れさせてほしかった、疲れる映画こそギャスパーだよって思ったなあ。なんていうか腹八分目なきもち。 大好きな映画『ニンフォマニアック』に近いものを感じたけど決定的に違ったのは求める中に愛があるかないか。ニンフォのが圧倒的に好きだけどあの映画に愛というのは存在しない、『LOVE』の最後の方のシーンで男が赤ん坊を風呂場で抱きながら大泣きするシーンはまるで赤ん坊と男が繋がったみたいに、ああこれもLOVEなんだって気づいて鳥肌がたつ。男は何度も何度も愛を求める。 愛は人を破壊する。この映画はハッピーでもバッドでもない。愛はハッピーにもなるし、バッドにもなるから。愛しすぎて生まれる幸せなきもちと、愛しすぎる故に生まれる破滅。 映画の色合いも演出もなにもかもっていえるくらいギャスパーは愛を表現した。すごくあっためて考えた映画なんだろうな。なんてことないストーリーに対して愛の深さ尋常じゃなかったもん。すごかった。ものすごく考えさせられたし、かき乱されるみたいに感情移入したから私はこの映画いい映画だったって言いたい。

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