クライヴ・バーカー ヘルゾンビ

PLAGUE
2006年 アメリカ 88分
rating 2.5 2.5
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「クライヴ・バーカー ヘルゾンビ」のスタッフ・キャスト

「クライヴ・バーカー ヘルゾンビ」の感想・評価・ネタバレ

  • 1231netabare
    1231netabare 2 2016年2月19日

    ネット配信 ゛目覚めたとき最初に見るのが、俺の顔であってほしい。゛ 邦題でクライヴ・パーカーがゾンビ映画を撮ったのかと思いました。蓋を開けてみるとゾンビなど出てきません。 原題は伝染、天災、天罰などの意味があるそうです。内容としては過去10年間、昏睡状態だった世界中の子供たちが、突如覚醒し、大人たちに襲いかかるというものです。先程まで寝ていた子供たちが振り向いたら一斉に立ち上がっていたシーンは、なかなかインパクト大でした。 なぜ、10年も眠っていたのか?なぜ襲ってくるのか?などの疑問の明確な回答は語られません。 観るものの解釈は十人十色でしょう。『怒りの葡萄』がキーポイントでありそうですが、読んでいないのでラストシーンが何を言いたかったのかよくわかりませんでした。 ただ、原題から察するに横暴な人類に10年の猶予を与えたが、今だ争いは絶えない。そこで、新世界創造のために、人知を越えた能力を子供たちに授け、彼らを使い天罰若しくは救いを人類に与えたという話ではないでしょうか?

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2016年2月9日

    どうにも売れなそうな映画になんとかして邦題をねじ込んだタイプの映画です。クライヴ・バーカーと言えば『ヘルレイザー』生みの親ですが、『ヘルレイザー』とは全く異なる終末系ゾンビ映画でした。世界中の子供が意識を失ってから10年後、眠りから覚めた子供たちがまるでゾンビのように人々を襲います。カニバリズムもなければ感染もないので厳密に言えばゾンビではありません。言ってみれば亜種に分類されるでしょう。しかし基本的にはゾンビ映画です。病院に逃げ込んだり教会に逃げ込んだりします。 本作の一番の特徴は、結局何が起こったのかよくわからない不可解なオチです。本作で引用される『怒りの葡萄』という古典的名著(ならびに映画)を知っていれば、なるほどとなるのかもしれません。ラストカットに『怒りの葡萄』の本をポケットに入れた青年の姿が映されるので、本作鑑賞後に少しでもいいから『怒りの葡萄』について調べよとのことなのでしょう。wikiで確認しましたが、結局よくわかりません。 ただゾンビ映画にも関わらず、華美な演出がなく、しっとりとした物憂げなテーマソングが全編通して流れるのでかなり上品な感じはしました。オチも含めて、やや高尚なゾンビ映画ということでしょう。悪くない。