ディストラクション・ベイビーズ

2016年 日本 108分
rating 3.4 3.4
41 26

「ディストラクション・ベイビーズ」のあらすじ

愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所のプレハブ小屋に、ふたりきりで暮らす芦原泰良と弟の将太。日々、喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す──。それからしばらく経ち、松山の中心街。強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、逆に打ちのめされても食い下がる泰良の姿があった。 街の中で野獣のように生きる泰良に興味を持った高校生・北原裕也。彼は「あんた、すげえな!オレとおもしろいことしようや」と泰良に声をかける。こうしてふたりの危険な遊びが始まった。やがて車を強奪したふたりは、そこに乗りあわせていたキャバクラで働く少女・那奈をむりやり後部座席に押し込み、松山市外へ向かう。その頃、将太は、自分をおいて消えた兄を捜すため、松山市内へとやってきていた。泰良と裕也が起こした事件はインターネットで瞬く間に拡散し、警察も動き出している。果たして兄弟は再会できるのか、そして車を走らせた若者たちの凶行のゆくえは──

「ディストラクション・ベイビーズ」のスタッフ・キャスト

「ディストラクション・ベイビーズ」の感想・評価・ネタバレ

  • toshibakuon
    toshibakuon 3 9月15日

    最初から最後まで殴って殴って殴る映画だった。怒りでもなくただひたすらコブシを振るって前に進む。やられても立ち上がりまた向かうのに目的はあるのだろうか。何か起こりそうとワクワクしてついていく人間もその狂気に飲み込まれ崩壊。面白さとは別に記憶には残るな。

  • takiaibo
    takiaibo 3.5 7月18日

    暴力のしんどい映画だけど、ヤクザものやヤンキーものとは違って不思議と飽きが来ない。 メインの3人ともどうしようもない人間だけどそれぞれが強い存在感。 ただ弟がかわいそう。

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 6月17日

    港町から一人の男が放たれた。彼は街をゆく人々を誰彼かまわず暴力を振るう。 純粋な暴力とは何か、について描かれています。主人公の男(柳楽優弥)は暴力の理由をほとんど述べません。まるで強大なモンスターのような存在感。彼の暴力の理由を悶々と考えているうちに、ひょうきんな男(菅田将暉)が登場。彼もまた暴力的な人間ですが、明らかに主人公とは性質が異なります。菅田将暉は女、つまり自分にとっての弱者にしか暴力を振るわないのです。よく考えたら主人公の男は自分と同じくらい強そうな人間ばかりと戦っている。二人の暴力の目的が異なるのです。主人公は生きるための暴力のような気がする。少しキャラクターは異なりますが、トム・ハーディ『ブロンソン』を想起しました。あれも暴力について語る映画でしたね。 二人の他にも多くの人間が暴力に頼っている。ラストはこれまで個人の暴力だったものが、集団の暴力へと昇華されゆくのです。暴力百科事典のような映画で、様々な種類の暴力を学ぶことができます。暴力は悪、と短絡的に決めつけることが難しくなるはず。暴力とはもっと色々な意味があるはずなのです(もちろん多くはネガティブだと思いますが)。 俳優陣が凄い。よくもまあこんな俳優揃えたな、という感じ。柳楽優弥、菅田将暉のオーラがすんごい。

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