OL官能日記 あァ!私の中で

1977年 日本 72分
rating 4 4
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「OL官能日記 あァ!私の中で」のスタッフ・キャスト

「OL官能日記 あァ!私の中で」の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2月18日

    24歳の若いOLは独り身の父と二人暮らし、会社の上司と秘密の愛人契約を結ぶも結婚は遠そう…。そんな女がひよこ売りの男と不思議な縁になる。 この物語における最も大きな飛躍は、なぜ女は再びひよこ売りの男の家に向かったのか、という点です。その前にはレ○プまがいのことをされているのにも関わらず。これは後に明かされるのですが、実は女は愛人との子を一人堕ろしているのです。男の持つ大量のひよこはその符号ということなのでしょう。ちょうど「100匹に2,3匹しか生き残らない」という言葉にも精子を思わせる割合を感じます。ラストで女は男の部屋に残された一匹のひよこを拾います。そして部屋を出て行く。父に連絡をするも出ない。そうして全てを振り払った女は電話ボックスから出て「終」。ここまでの読み筋が合っていれば、女は男の"子"を身ごもっている、ということなのではないでしょうか。 ただもうこの映画で一番すごいのは、女が湖畔の旅館を飛び出してからのシーン。誰が歌っているのでしょうか、ハードロックが鳴り響く中でジャンプカットを繰り返す抜群のテンポでとびっきりに心を揺さぶってくれます。日活ロマンポルノは芸術であることをヒシヒシと感じました。

  • Land_of_Mine
    Land_of_Mine 4 2016年6月12日

    トイレでの性行為を見かけるのは、OLモノではもう当たり前。上司と不倫をする適齢期のOLを主人公としているオフィスラブ。先行きを悩んでいる様子の彼女、謎のひよこ売りの男。女性の社会進出について既に言及している社会的な面をも持っている秀作だと思う。「男は良い。競争は激しいけれど闘う場所がある」という台詞が非常に印象的で、結婚を強いられる女たちの姿を切なく映し出している。男は圧倒的優位な立場でヤるだけ、女は使い古されて貰い手がいなくなる。そんな性的マイノリティをあらわにする。自分が支えなければと思っていた父にも相手が出来てしまい、独りなのは自分だけ。そんな切なさがひしひしと伝わって来た。 ひよこ売りの姿はとても印象的だ。いつか死んでしまうと分かっているか弱いひよこを売りながらも、守ろうとする。そして、守ろうとするあまり殺してしまう(握って殺すシーン)は非常に印象的だ。そんな憎めない男との関係性が次第に進んでいく。2人で黙ってラーメンをすする→笑い声からのキス→ひよこまみれのセックスの一連の流れが素晴らしい!!!見せないための魅せ方が憎たらしいほどに上手。純愛ロマンポルノの最高峰だ。

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