ダゲレオタイプの女

ダゲレオタイプの女

LA FEMME DE LA PLAQUE ARGENTIQUE
2016年製作 フランス・ベルギー・日本 131分 2016年10月15日上映
rating 2.8 2.8
3 7

『ダゲレオタイプの女』のあらすじ

パリ郊外、再開発中の街の一角、古い路地に佇む屋敷。 ジャンは、そこに住む気難しそうな中年の写真家ステファンの助手として働きはじめた。 「これこそが本来の写真だ!」等身大の銀板には、ドレスを着て空虚な表情を浮かべるステファンの娘マリーが写っている。ステファンは娘をモデルに、ダゲレオタイプという170年前の撮影方法を再現していたのだ。露光時間の長い撮影のため、動かぬように、手、腰、頭……と拘束器具で固定されていくマリー。 「今日の露光時間は70分だ!」ステファンの声が響く。 ダゲレオタイプの撮影は生きているものの息遣いさえも銀板に閉じ込めるかのようだ。 この屋敷ではかつてステファンの妻でマリーの母ドゥーニーズもダゲレオタイプのモデルをしていた。ドゥーニーズは今はもうこの世にいない。しかし彼女の姿は銀板に閉じ込められ、永遠を得たのだ。 ダゲレオタイプに魅入られたステファン。そんな芸術家の狂気を受け止めながらも、父から離れて自分自身の人生を手に入れたいマリー。そんな彼女に惹かれ、やがて共に生きたいと願うジャン。 ダゲレオタイプの撮影を通して、曖昧になっていく生と死の境界線。 3人のいびつな関係は、やがてある出来事をきっかけに思いもよらぬ方向へと動き出す――。

『ダゲレオタイプの女』のスタッフ・キャスト

『ダゲレオタイプの女』の感想・評価・ネタバレ

  • minako-n
    minako-n 0 2018年7月28日

    2年前に観たこれが私初の黒沢清作品でした。東京ソナタみなきゃ

  • 保津稔
    保津稔 3 2017年11月15日

    いつもの黒沢清に恋愛とゴシック要素を足したような作品。映像がとにかくきれい。途中から幽霊であることは分かるけど、それに慣れてきた頃に手を離されて、後戻りできない場所に置いていかれるような、不思議な映画やった。一体誰が現実を認識して現実に生きていると言えるのか、みたいな。

『ダゲレオタイプの女』に関連する作品