
『バースデーカード』とは
誕生日の度に届く亡くなった母が書き溜めたバースデーカードを通して、少女の成長を描いた感動のヒューマンドラマ。監督・脚本を『びったれ!!!』(2015年)の吉田康弘が手掛けた。撮影は『ラブ&ピース』(2015年)の木村信也が担当。また、いくつもの映画祭にノミネートされ、第29回日刊スポーツ映画大賞助演女優賞と第40回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を宮崎あおいが受賞した。 主人公の少女を橋本愛、亡くなった母親を宮崎あおいが演じた。そして、ユースケ・サンタマリア、中村蒼、須賀健太、谷原章介らが共演。
『バースデーカード』のあらすじ
両親や弟と暮らす泣き虫で内気な少女・紀子(橋本愛)は、10歳の頃に優しくて明るい大好きな母・芳恵(宮崎あおい)を病気で亡くす。芳恵は亡くなる前に、子供たちが大人になるまでのバースデーカードを書き溜め、紀子と弟の二人に毎年誕生日に送ると約束するのだった。そして、約束どおり11歳の誕生日から毎年誕生日には紀子たちのもと母からの手紙が届く。紀子はバースデーカードの芳恵からのメッセージにいつも励まされていた。月日は流れ、ついに紀子が20歳を迎えた最後の手紙が届いた。そこには、10年前に紀子が母に投げかけた質問への答えと思いも寄らないプレゼントが用意されていたのだ......。
『バースデーカード』のスタッフ・キャスト
『バースデーカード』の感想・評価・ネタバレ
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若くして亡くなった母親から毎年誕生日に届く手紙を通じて、娘の成長が描かれる 大きな展開はない静かな映画だけど、愛情に包まれた優しい映画だった もし母親になったら、こういうお母さんになれたらいいな
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キャストが殆ど私好みでした。 何よりも須賀君が一等賞。すべての映画の弟役を引き受けてほしい。 ユースケも良かったけど、お父さんにしては若かったかなあ、でも素敵でした。感情移入できたのは彼のおかげな気もする。 お手紙の字がだんだん達筆になっていってたのはそれも演出、かな?
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シンプルでありがちな話をなのかもしれないけど真っ直ぐ届くのでわりと好きな部類。早くにして母親を亡くしたけど20歳まで毎年手紙が届く。思春期の娘は1年ごとにいろいろな出来事があるけどそれを見守る事の出来ない母親の無念さはこの歳になるとしみじみわかる。悲しさだけの一辺倒になっていないし小豆島での出会いや弟の成長も良かった。なんと言ってもアタック25の絡み(笑)
(C)2016「バースデーカード」製作委員会