疑惑のチャンピオン
疑惑のチャンピオン
The Program
2015年製作 イギリス・フランス 103分 2016年7月2日上映
rating 3.5 3.5
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『疑惑のチャンピオン』の感想・評価・ネタバレ

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2017年12月4日

    疑惑でなく最初からクロ前提の作り、それでも映画として見応えあるものになってた。自分はツール七連覇中のランス・アームストロングも、フロイト・ランディスの総合優勝もリアルタイムで観てるし、勿論当時から「疑惑」も関係者の件も把握してる。なので、あのレースのあの時あのシーン!って生々しい。あの時ホントにあんな会話してたんかよ(震)。アイリッシュ記者クリス・オダウドの視点かと思ったら意外と本人視点で、まあランスは噂や想像通りの人として描かれる訳だが、敢えてそのブレなさがガチ。そもそもフェラーリ医師がかなりアレだけど、ランスほど恨まれる人もいないよね…。そしてベン・フォスター(ランス)やジェシー・プレモンス(ランディス)の思いの外そっくり似せた演技&体型がすげえ。プロだ…。(コンタドールだけは美化されてるけど) フリアーズの映画化はとにかく「打った走った勝った」ってシンプルな栄光と転落の物語に絞り、言い訳や擁護めいたものはなく、むしろ最初から影の部分だけ。代わりにそのシビアで冷酷な世界の「敗者」であり「犠牲者」がより浮かび上がる。その最たる象徴として大きく扱われるのがランディス。マイヨジョーヌ当時あの山岳ステージは強烈だったし、その後も衝撃だったけど、アウトサイダーだった彼とランスの立場が皮肉すぎて、辛すぎる。観るとジェシー・プレモンスがまたぴったりで。そうして、自転車RRというある意味ルールで計れない「人間らしい競技」の狂気を端的に見せていたと思う。但し、注釈無しのこれだけだと自転車RRファン以外にはわかりづらいかも?

  • susamishin
    susamishin 3 2016年7月7日

    コンタドール、似てねぇ! 好きなスポーツなので色々知ってたつもりでしたが、幾つかの新事実発見。まず映画だとガンになる前からドーピングしてて、まるでガン発病とドーピングが関連してるかの表現だった。後は闘病からの復帰にもドーピングを使ったこと、最後に引退から復帰後もドーピングしてたのか?と言う3つのこと。 コレが知ってたことと違ってた。 あとはドキュメンタリーなので既知の事実をリアルに描いてました。 主役のランス憑依は見事。 ちょっと寄り目で空を見つめる視線は本人そのものでしたね。レースの再現も良く出来てる。 すごいな!と思ってたらエンドロールでサイクリングアドバイザーでデビッドミラー元選手の名前が!やはりね! ロードレース好きは見るべし!! でも映画作品としてはドラマチックなトコとか無いし!(笑) ラブロマンスも無いしな! 映画好きにはちょっと?かも!