WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ

We Are Your Friends
2015年 アメリカ・フランス・イギリス 96分
rating 3.6 3.6
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「WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ」のあらすじ

ロサンゼルスのバレー地区。丘を隔てたすぐ向こうに大都会ハリウッドが広がるこの地で、若者たちはいつか成功を掴み取り“あちら側”へ羽ばたこうと必死だ。23歳、DJで成功を夢見るコール(ザック・エフロン)もそんな野望を抱く一人。いつか自分の手がけたトラックが数万人の観客を熱狂させる日を夢見ながらも、なかなか芽が出ず、地元の仲間たちと無意味な時間をやり過ごす日々が続いている。だが、コールの状況は一変する。ナイトクラブの裏口でカリスマDJのジェームズ(ウェス・ベントリー)と出会い、たちまち意気投合したのだ。アルコールとドラッグの影響ですっかり意識の薄れた彼は、翌朝、ジェームズの自宅で目を覚ます。街を見下ろす高台に住居を構え、センスの良い調度品に囲まれ、専用スタジオさえ兼ね備えたその暮らしに目を輝かせるコール。ジェームズの存在は、まさしくコールが将来こうなりたいと切望するイメージそのものだった。やがてジェームズはコールに業界で成功するためのノウハウを叩き込む。くすぶっていた才能が芽吹くのに時間はかからなかった。その音楽センスに光るものを感じたジェームズは、次のステップとして「自分にしか創り出せないオリジナルの音を掴み取れ」と告げる。それは歳を重ねたジェームズ自身が今現在もがき続ける課題でもあった。一方、昼間のコールは仲間と共に不動産会社での危なっかしい仕事も抱えていた。人の弱みに付け込むそのやり方に嫌気を感じながらも、仲間を裏切ることができない彼。また時を同じくして、コールは恩師ジェームズの恋人ソフィー(エミリー・ラタコウスキー)への抑えきれない想いに苦しんでもいた。その結果、ついに一線を越え、全てを一瞬にして失うことになる彼。そうやって初めて失ったものの大きさに気づかされるのだった。追い打ちをかけるように、親友の一人が死んだ。あまりに唐突な訃報だった。いつも一緒だった仲間が今はもういない。その事実に身を引き裂かれるような心の痛みを感じながらも、コールには彼の遺した言葉がありありと思い出された。それは悩める自分の背中を大きく押し出してくれるものだった。哀しみを乗り越え、再起を誓うコール。そして一度は裏切ったジェームズにも真剣に許しを請う。その眼にもはや迷いはなかった―。ダウンタウンのブロックパーティ。大観衆を前にステージに駆け上がるコールの姿があった。この日のために創り上げたトラックは、まるで彼を育んだ全ての人々や環境へ感謝を捧げるかのような、彼にしか成しえないオリジナルな音がビートを刻んでいた。ヘッドフォン越しに歓声が聴こえる。会場の熱狂が最高潮に達していく。全身を貫くこの言いようのないカタルシス―。いま、コールの人生が新たな幕開けを迎えようとしている。

「WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ」のスタッフ・キャスト

「WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ」の感想・評価・ネタバレ

  • YU66
    YU66 1.5 3月1日

    とってもカジュアルで気合いを入れずに観られる青春映画です。しかしながら音楽好きには、ちょっとしたDJのウンチクやBGMで不覚にも前のめりになってしまう場面があります。恋、友達、音楽、仕事とたくさん悩める若者の姿、もう少しマニアックな部分があればより楽しめたかもしれません。

  • Kotoko_Fujita
    Kotoko_Fujita 4.5 1月21日

    ザックが切なくて切なくて、音が心を打った。 この映画を作った人は、いろんな意味で天才かもしれない。 ビートで心が震えるかんじ。 伝わってきた。

  • Ryosuke_Ohba
    Ryosuke_Ohba 3.5 2016年6月26日

    テンポはいいけど、無駄なシーンがいくつかあったのが惜しい感じでした。 普通に音楽好きなら楽しめるであろう音楽映画で、特にEDMが好きなわけでない私でもノレるキラーチューンが揃っていました。本作が劇場で観られることを想定されて作られてるなと感じたのは音楽で、作中で流れる曲が全て縦ノリなんです。縦ノリだと席に座っていても前に揺れることができますが、横ノリでは座っているとノルことができません。縦ノリ中心で大正解。音楽好きのカップルなら、カップルシートで一緒にウェーイとなれること請け合いです。ちなみに、私レベルの音楽好きになると、ひとりでウェーイとなれます。プールサイドでDJするシーンと幻覚剤で絵が動いて見えるシーンは特に素晴らしかった。あとラストはいいですね。 しかし、本作のようなウェーイムービーにもサブプライムローン問題が絡んでくることに驚きました。主人公の友達が、負け犬は嫌だから自分は奪う側に回ると言いますが、それがアメリカの若者のリアルなのでしょう。『ドリームホーム』を観た時にも思いましたが、深刻ですね。 とまぁ、中途半端に社会派に手を出してしまった感はありますが、何しろ、ヒロインのエミリー・ラタコウスキーが魅力的です。『ゴーン・ガール』にもちょっと出てましたが、本作がメインキャストとしては日本デビュー作になると思うので今後に期待ですね。 繰り返しになりますが、音楽好きのリア充はカップルで観に行って爆発してくればいいと思います。