お父さんと伊藤さん

2016年 日本 119分
rating 3.4 3.4
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「お父さんと伊藤さん」のあらすじ

お父さんは、ボストンバックと謎の小さな箱を持って彩たちの家に突然やってきた。 とんかつにかけるソースをめぐり激論を交わす夕食。うすい壁一枚で仕切られた隣の部屋にいるお父さんの存在にあたふたする夜。お父さんと伊藤さんの間に不思議な友情が芽生えていく日曜日の午後・・・ 爆弾のように激しい性格のお父さんは、彩たちの穏やかだった日常を一変させてしまう。 それでも毎日のちょっぴりおかしなハプニングを経て、3人がひとつの家族のようになりかけた矢先・・・ 「しばらくでかける」情けない文字で書かれた置き手紙がひらりと一枚机に置かれ行方不明に。 すれちがう3人の心が通じ合う日は、果たして訪れるのかー? お父さんが彩たちの家にやって来た、本当の意味とは―!?

「お父さんと伊藤さん」のスタッフ・キャスト

「お父さんと伊藤さん」の感想・評価・ネタバレ

  • mandarin100
    mandarin100 0 2016年10月29日

    216.10.12

  • wakamewatts
    wakamewatts 0 2016年10月16日

    この映画どこの家にも起こりそうな話だ。34歳の梲の上がらないアルバイト女子と54歳のアルバイト男子が、飲み友達からなんとなく同棲してしまう。そこへ、とつぜん女子のお父さんが上がり込んできた。長男の処で同居して いたが、嫁との折り合いが悪く出てしまったのだという。このお父さん、元教師で頑固一徹、口やかましく娘も辟易していたのだった。しかし、居場所を無くした父親は元の空き家の実家に帰ってしまう。(#16- 140)

  • HMworldtraveller
    HMworldtraveller 3.5 2016年10月16日

    唐突だけど『ぐるりのこと』のリリー・フランキーが好きだ。飄々とした風貌とほど良い距離感。世知辛い世の中での揉め事や 自分や家族の身に降りかかる重めの出来事を いい意味で まるで柳のように受け流しながら生きる。言葉で多くを語らず、ここぞという時には家族の心にさりげなく寄り添う姿に懐の深さを感じた。 本作と「ぐるりのこと」は小家族の日常という以外にストーリーに大きな共通点はない。が、リリー・フランキー演じる「伊藤さん」に「ぐるりのこと」同様、なにげない温かさと 何かを乗り越えてきたような達観したものを感じ、いつのまにか引き込まれていた。 54歳と34歳。20歳離れた彼と暮らす彩のもとへ、ある日 兄夫婦の家を出てきた父親が転がり込み 始まった3人の同居生活。婚姻関係のない年の差カップルとその親父というちょっとはずした感のある不可思議な3人が織り成す日々に なんとも言えない現実感と味わいがある。 40年 教師を務めた父親は偏屈で不器用。ほんとは構ってほしいくせに今さら娘の前で素直になれない。娘は娘で親に振り回されたくない気持ちと 父を放ってはおけない気持ちの板挟み。2人だけではデッドロック状態。でも そこに血の繋がりのない”他人”が入ることで落ち着いたり 気付きがあったりいろんなものが見えてくる。 どこにでもありそうな風景。淡々とした日常の中に紡がれる様々な感情。劇的な場面は無いけど、感動の押し売りもない 。それがとても心地よかった。本作は余白の多い映画だ。実際、伊藤さんの素性や おとうさんの秘密の箱の中身の真意など 謎のままで終わる部分が多く、観る人によってはモヤモヤを感じるだろう。エンタメ要素も無いので、万人にお勧めはしづらい。が、誰もがいつか直面する家族の問題を描いた本作は私の中に温かさと厳しさを併せ持つ余韻を残した。 p.s.藤竜也の頑固な父親ぶりと 何かと言えば『〜かな?』で終わる話し方になぜかハマった( ̄▽ ̄)。

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