
『砂時計 (2008)』のスタッフ・キャスト
『砂時計 (2008)』の感想・評価・ネタバレ
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最近きゃぴきゃぴしたものばっかり見ていたのもあって、この落ち着き方は安心する~と思って観てたら、いやはや意外にもダークな面が潜みまくっていた。 若き日と現在を交差しているところは、実写版おもひでぽろぽろ。
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斜に構えた可愛くない中学生だったわたしは、少女漫画というジャンルをその枠内の底辺、くらいにバカにしておりました。この映画の原作漫画は、そんな穿った見方を覆してくれたいくつかの作品のうちのひとつです。ここに陳謝いたします。申し訳ありませんでした。 人が自殺するということ、それが残された家族の心にどんなふうに傷を残すのか、また、どんなふうに心は傷ついて、どんな時にその傷は痛むのか。そういう、本当に繊細で細かい心の機微を、丁寧に描いた名作だと思います。 映画ですから尺は足りないのは仕方ない、ですが、この作品の一番の見所は、その尺をたっぷり使って、これでもかっていうくらいしつこく描かれる心理描写なんです。言ってしまえば、実写映画化にはどこまでも向いていないんです。 夏帆が出演する実写化作品は基本的には当たりのイメージなんだけどな…。
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ドラマの方が好き♡