
『はじまりはヒップホップ』のスタッフ・キャスト
『はじまりはヒップホップ』の感想・評価・ネタバレ
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NZワイヘキ島の高齢者ヒップホップ・ダンサーズ、“ヒップ・オペレーション”のドキュメンタリー。主要メンバーの人生だけでもドラマがあるが、意外と振付家兼コーチの人物像がまた面白かった。ダンスを教える彼女が実は素人で大会出場も見切り発車だったりして、でも彼女なりの理由とユーモアがあって、それがダンスにも反映されてる。主催者との電話シーンではつい感情移入。彼女もお年寄りたちもみんな本音の自然体、だから色々あっても今が楽しそう。異世代間交流でリスペクトし合うのも本当に自然だった。お爺ちゃんメンバーには殆ど触れられないけど、この島は善い人ばかりなのか?って感じ(確かに自由な人を受け入れてくれそうな所らしい)。 ただでさえ合唱ものとかダンスものに弱く、加えて年寄りにも滅法弱いので大会のステージには無条件で泣いちゃう。熱狂する若い観客にも泣いちゃう。お爺ちゃんが押す車椅子がセンターに登場した瞬間のあの盛り上がり!ゾンビっぽい振付けに笑っちゃいつつも爺さん婆さん30人ほどがズラリ並んだ様は圧巻の迫力で、クールなニックネームとオールブラックスなコスチュームがその気にさせる。カッコいいぜ。
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最高齢ヒップホップダンスグループとしてギネスに認定されたニュージーランドの格好良いクルーのお話。 『年を重ね 知恵がついても自分の本質は変わらない。16歳や25歳、32歳の頃と同じなの。』 映画から得られる自分にグッとくる名言がこの作品にもありました。 テーマ曲の歌詞も良いです!
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おじいちゃんおばあちゃんがヒップホップの大会を目指し、再び人生を謳歌するお話。誰かが演じる映画だとすっかり思い込みレンタルしたら! なんとリアルなドキュメンタリーでした。なので余計に楽しかったし、一緒にヒップホップしてるなような気にさえなりました。元気が出る作品。おすすめです。
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