
『歓喜の歌』のスタッフ・キャスト
『歓喜の歌』の感想・評価・ネタバレ
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2008/2/26 シネツイン1
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元ネタが立川志の輔の落語だというのでコメディ要素を期待していたのですが、コメディとしてはなんとも中途半端な仕上がり。。
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ダメな男を演らせたら日本一だと思っている小林薫が、今作品でも好演。ちょっとコミカルすぎる芝居も、この物語ならご愛嬌。 大晦日のコンサートは無事に開催できるのか?という問題が常にあるにもかかわらず、良い意味で緊張感がなかったというか…ハラハラせずに見られた。うまく言えないけど、そういった単純なハラハラよりも、登場人物たちが踏ん張って守ろうとしているものや、拠り所としてのコーラス、それにかける想い、プライド、そういうものがよく描かれた良作だと思う。ちょっと甘すぎと思うかもしれないけど、これは脚色された美談なのだ。 リアリズムはちょっと脇に置いといて、小気味良く語られる大晦日の珍事を楽しんで聴くことにしよう。