新仁義なき戦い 組長の首

新仁義なき戦い 組長の首

1975年製作 日本 94分 1975年11月1日上映
rating 3.5 3.5
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『新仁義なき戦い 組長の首』とは

「新仁義なき戦い」シリーズ第2作。北九州でのヤクザ同士の抗争が描かれる。監督は『資金源強奪』の深作欣二、脚本は『実録飛車角 狼どもの仁義』の佐治乾、『好色元禄(秘)物語』の田中陽造、『資金源強奪』の高田宏治が共同で手掛けている。出演は菅原文太・山崎努・梶芽衣子・渡瀬恒彦ら。また、撮影を見学に来ていた千葉真一がバーテンダー役でカメオ出演している。北九州市の門司港や近隣の商店街などでロケがおこなわれた。

『新仁義なき戦い 組長の首』のあらすじ

昭和43年4、関門海峡に陸揚げされた覚醒剤などの密輸品は、そこから全国の暴力団組織に捌かれていたが、それを巡って大和田組と共栄会という2つの組織が対立していた。大和田組の幹部である楠鉄弥は、組長・大和田徳次の命で共栄会の会長・正木を襲撃する。正木の死後から共栄会は崩壊を始め、その隙に大和田組は一気に勢力を拡大していった。その後、正木の襲撃に加担していた流れ者の黒田が仮出所してくる。楠を訪ねた黒田だったが、彼はヒロポン中毒になっていた。久しぶりに大和田と対面を果たした楠は黒田の懲役慰労金500万円を要求するが、逆に破門されてしまう。そして大組織となった大和田組は、いくつかの派閥に分かれつつあった。

『新仁義なき戦い 組長の首』のスタッフ・キャスト

『新仁義なき戦い 組長の首』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2017年2月6日

    舞台を九州に移したシリーズ。お決まりのメンバーは登場するも全て新キャラクターです。菅原文太のキャラクター造形が他の作品と少し異なります。菅原文太演じる黒田は流れ者。出所後、九州の組で盃を交わしますが、どうにも内部からは鼻つまみ者。組長となった男の首を黒田自身が狙いに行くのが本作のクライマックスです。旧シリーズが、若者たちの死を苦々しげに見つめる菅原文太だったのに対して、本作は自身がその若者たちになる。 クライマックスではカーチェイスシーンがあります。どうにも新シリーズになってから、派手なクライマックスが多い気が。これは深作の意向というよりも東映の意向のような気がしてなりません。 ただ本作では二人の女性が描かれている点として仁義なきシリーズとしては目新しい。裏稼業の妻らしからぬ一人の男に一途な女、そして権力に対して虎視眈々と執着する女、二人が対称的に、そして魅力的に描かれています。ひし美ゆり子まじかわいい。 バーテンに千葉真一がカメオ出演していたとのこと。気づかなかった。

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