怪物はささやく

怪物はささやく

A Monster Calls
2016年製作 スペイン・アメリカ・イギリス・カナダ 109分
rating 3.5 3.5
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『怪物はささやく』のスタッフ・キャスト

『怪物はささやく』の感想・評価・ネタバレ

  • しょうちゃん
    しょうちゃん 3 2017年12月15日

    孤独な少年と怪物による魂の駆け引きを幻想的な映像で描いたダークファンタジー。 原作は未読。 映像は幻想的で美しい。 登場するイチイの木の怪物ですが、 見た目はグルートに見えるが、 話し方がオプティマス・プライムにも似てる。 ファンタジー映画ではあるけど、 現実世界の印象の方が色濃く残った感じです。 怪物が語る3つの物語も、 おなじみのお伽話とは違っている。 第1の物語「黒の王妃と若き王子」 第2の物語「薬師の秘薬」 第3の物語「透明人間の男」 物語は深く考えさせられてしまう内容です。 とても泣けてくる映画でした。

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2017年9月19日

    いきなり本題!って入り方のまま、定められたゴールへと1つ1つ段階を踏んでいく構成なので、一見唐突な「怪物」と「物語」がわかり易くはあるのだけど、最初からそういう話だとわかりすぎる気もする。主人公コナーが囚われた罪の意識とそのセラピー的過程を、ある意味正しく解説されているような感じなのだ。子供の視点で容赦なく辛い現実を体験しつつ、同時に大人の視点でそれを癒そうとする。映画は最終的にカタルシスへと導かれるのだが、たぶん小説でじっくり想像力を働かせる方がよりヒーリングを実感できそうな。 とはいえ、タイトルバックや劇中アニメ、イラストの数々は本当にゴージャスで美しい。そして、デイン・デハーンをそのまま子供にしたようなルイス・マクドゥーガルくんが文字通り心の痛みと格闘する様は、あまりにも痛切。リアルに鮮やかに子供心を語りつつ、そんな心情は大人でもあり得るものだ。一方で、解説書的に感じるのは、怪物が核心を喋りすぎるせいかもしれない。

  • さくら
    さくら 4 2017年6月27日

    淡く柔らかい水彩画と怪物の刺々しさ、悪夢の恐ろしさ、10代の危うさ、すべてがうっとりするほど愛おしくて、彼の世界が永遠に続けばいいのにと願ってしまう。逃げたい出来事からはどうしても逃げられないのが現実。逃げ場が無くなり捕まってしまったとき、それを認めるのか可哀想な自分のままでいるのか。悪夢に振り回されていたコナーがぐっすり眠れたシーンで号泣。そしてオリジナルのラストシーン。夢と現実の繋がりを感じられて、愛がいっぱいで、この気持ち、感じた思いをいつまでも忘れたくないと思った。

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