ありがとう、トニ・エルドマン

ありがとう、トニ・エルドマン

Toni Erdmann
2016年製作 ドイツ・オーストラリア 162分
rating 3.3 3.3
8 2

『ありがとう、トニ・エルドマン』のスタッフ・キャスト

『ありがとう、トニ・エルドマン』の感想・評価・ネタバレ

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2017年9月8日

    ハートウォーミングっぽいジャンルに入れられそうだけど、かなりドグマだったと思う。いや、大いに笑ってるお客さんもいたけども。色んな気まずさ、いたたまれなさに付き合う約3時間…だけど、それこそがこの映画だった。冒頭から既にうわあ…って引いたが、そのまま続くどころか終盤更にもっとうわあ…って所へ行っちゃう。そもそも笑えないし、娘思いと言うにもちょっとどうかしてる父親が、意外と娘のピンチを救うようなハートウォーミングコメディの定石でもない。まるで「ドグマの誓い」みたいに映画音楽なしで、たっぷりと時間をかけて、じっくりとディティールを追い、その気まずい空気を存分に味わう。そんな娘視点なのが良い(逆だったら多分ちょっと勘弁してほしい)。こちらもあのストレスをとことん共有、だからこそのカタルシス。ホイットニー! 不機嫌顔とスラリ&だらりとした身体の使い方をする主演女優ザンドラ・ヒュラーが大変良くって、殆ど彼女の説得力のおかげだった。昼下がりの反則的情事は名場面。観ながらついハリウッドリメイク版を想像しちゃったけど、クリスティン・ウィグなのは納得しまくり。

  • cooman

    前半は楽しめるか不安だったが、終わってみればとても見て良かった。過剰に娘の心配をする父は娘の仕事場に現れるも追い返され、諦められず雑な変装をして再登場する。終盤は変装具合が究極進化を遂げることになる。

  • さくら
    さくら 3 2017年8月4日

    終わってから気付いた本編の長さ。まったく感じなかったよ...最初はこんな父親いたら大変だなと思って観てたけど、ひとりでぴんと張り詰めて頑張っていたときに、もし彼のようなひとがいたらすっと肩の力を抜けるんだろうなと羨ましくもなった。わたしも仕事との向き合い方を間違えないようにしたい。黒いもじゃもじゃにぎゅっとしたい。

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