スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street
2007年製作 アメリカ 117分 2008年1月19日上映
rating 3.3 3.3
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『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』のまなせの感想・評価・ネタバレ

まなせ
まなせ 5 2015年9月14日

グランギニョルとミュージカルが融合したような作品は初めて観ましたが、歌も美術も演技もストーリーも非の打ち所がなく、完璧そのものでした。元々劇場で演じられていたものだからか内容は大変しっかりしていると思います。 19世紀のロンドンの下町が舞台なので、ヴィクトリアンテイストですが薄汚れた洋服をまとった人がうろうろ出てきます。これだけでも凝った作品というのが分かるのですが、キャスト陣の圧倒的な歌唱力、殆ど色のない部屋に飛び散る鮮血、実際にロンドンの下町で使われていた方言の再現などなど、優れた点を挙げればきりがありません。 キャストについても文句無しでした。ジョニー・デップの怒り狂った演技にも驚かされたのですが、テンポの難しい曲を歌い上げるヘレナ・ボナム・カーターの歌唱力たるや!「The Worst Pies In London(ロンドン一不味いパイ屋)」に痺れました。ベルベットボイスで甘く誘うアラン・リックマンも堪りません。 血が苦手な方にはオススメできませんが、ミュージカルが好きな方には絶対に勧めたい映画です!