ヒトラーの贋札

ヒトラーの贋札

Die Fälscher
2007年製作 ドイツ・オーストリア 96分 2008年1月19日上映
rating 3.8 3.8
45 10

『ヒトラーの贋札』とは

ナチス・ドイツにより軍事作戦として行われた、贋札事件“ベルンハルト作戦”の実話を基に作成された映画である。贋造を強要されたユダヤ系技術者の苦悩と葛藤が描かれており、第80回アカデミー賞で、外国語映画賞を受賞した。実際にベルンハルト作戦に2年間関わった生存者、ユダヤ人アドルフ・ブルガー著書の『ヒトラーの贋札 悪魔の工房』が原作である。監督と脚本はオーストリア出身のステファン・ルツォヴィツキーで、オーストリア映画初のオスカー作品となった。また、本作の内容がナチスに関係していたことで、更に世界で注目を集めた。

『ヒトラーの贋札』のあらすじ

1936年、ベルリン。ユダヤ系ロシア人のサロモン・ソロヴィッチは、絵を描く特技を活かし、パスポートや紙幣などを偽造する贋作師としてヨーロッパを転々としていた。ある夜、偽造パスポートを依頼してきた女性と一夜を共にしたサロモン。その翌朝、犯罪捜査局の捜査官ヘルツォークに捕らえられてしまう。サロモンはユダヤ系だったため、すぐさまマウトハウゼン強制収容所に送られ、地獄の日々を送っていたが、彼のスケッチが命綱となり、なんとか生き延びていた。1944年、サロモンはザクセンハウゼン強制収容所に移送され、死を覚悟する。しかし、そこにいたのはかつて彼を捉えた捜査官ヘルツォークであった。彼は出世し、極秘任務“ベルハント作戦”を指揮していた。

『ヒトラーの贋札』のスタッフ・キャスト

『ヒトラーの贋札』の感想・評価・ネタバレ

  • Hiro

    重い

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2015年5月6日

    贋札造りのプロであるユダヤ人がナチスに囚われ贋札造りをさせられる、という話。割とありきたりな人間ドラマかな、と思いきや最後の着地が素晴らしくよかった。主人公は自分が生きるために贋札造りに積極的なのですが、一人だけそれに積極的ではない人間がいます。彼はナチスのいう通りにしたくない一心で贋札造りを阻止するんですが、それが原因で仲間内で揉めるわけです。彼が最後どうなるか、大きな見所の一つです。おすすめ。 ところでこの作品が代表作となっている監督ですが、デビュー作のホラー映画『アナトミー』が個人的にどハマりした映画なのでこちらも併せてオススメです。

  • Takako Sugiyama
    Takako Sugiyama 4 2014年10月11日

    ナチスものは本当につらい。 いつ殺されるかわからない中で、国家の言いなりになり、体に番号つけられて、最後は番号に救われる瞬間もあり…。不条理だ。

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