希望のかなた

希望のかなた

Toivon tuolla puolen
2017年製作 フィンランド 98分 2017年12月2日上映
rating 3.7 3.7
11 2

『希望のかなた』のスタッフ・キャスト

『希望のかなた』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 5月15日

    戦争が激化する自国を離れてフィンランドにたどり着いた難民の男と、レストランのオーナーとなった男とが出会う。 フィンランドの名匠アキ・カウリスマキが自身の引退作と位置付けている本作。そのことを念頭に入れて鑑賞するとこの映画は随分と味わい深い。難民の男は自身の監督作で繰り返し配置してきたキャラクターそのものである。対してオーナーの男はどうか。これはアキ・カウリスマキ本人を投影しているように見えないだろうか。レストラン経営と映画製作は似ている。レストランの経営をしながら警察の目から難民の男を逃そうとするのは体制への反抗、市民目線の映画監督だからなのである。こうしてみれば一見して浮いた面白さすらある博打シーンも、「俺が売れたのはまあ運みたいなもんさ」という謙遜に似たもののようにも見えてこないではない。 相変わらず仏頂面の皆々様でとても安心した。キャラクターの中で最も感情豊かなのが主人公の難民だ。彼もまた基本的に仏頂面なのだが、時折見せる感情がキラキラと輝いて見える。みんな大好きカティ・オウティネンは表情筋をピクリとも動かしていないぞ!

  • maki
    maki 4 4月22日

    シュールだったり、 ユーモア系に見えるんだけど しっかりストーリーがあって 暖かみみたいなのもあって なんて表現したら良いんだろう。 とってもよかった。 自粛中に観るのには いろいろ刺さる素敵な映画でした! 初めてのアキカウリスマキ 他のも観てみよう!

  • Kozai Szatosi
    Kozai Szatosi 4 2018年7月2日

    カウリスマキが難民問題という社会的なテーマを扱うと聞いてちょっと不安だったが、いざ観てみるといつも通り。いや、3割増くらいにスゴイ。 照明がさり気なく毎カット凄いし、いつまでも壁から外れないジミヘンのポスターに見られるようなセットのセンスが抜きん出ている。小野瀬雅生の影響でMotto Wasabiしすぎるくだりなんかも最高。 それでいて、色々と泣かせにかかるからたまらない。これで引退...

『希望のかなた』に関連する作品