デトロイト

デトロイト

Detroit
2017年製作 アメリカ 142分 2018年1月26日上映
rating 3.8 3.8
20 10

『デトロイト』のスタッフ・キャスト

『デトロイト』の感想・評価・ネタバレ

  • さくら
    さくら 3 2018年2月15日

    本人はきっと軽い気持ち、まったく差別なんて思っていないところが怖くてたまらない。悪ふざけがこんな結果を生むなんて...ただただ恐怖と絶望を見せつけられ、暗すぎる闇を覗き込んだような重い気持ちに。もし私がこの場にいたら止められるのだろうかと考えたとき、この迫力に勝てる気がしなかった。後味が悪い...

  • amazon02
    amazon02 3 2018年1月28日

    ヒーローもヒロインも出てこない、ビグロー監督お得意のドキュメンタリータッチ映画。 「ハートロッカー」〉「ゼロダークサーティ」〉「デトロイト」くらい、ビグロー監督近作の中でも抜群のとっつきにくさ。 観客としては、フィンもとい、ジョン・ボイエガ演じるディスミュークスを自分視点に取り込めるくらいだろうか。それでも徹底的に傍観者に縛り付けられ、状況に対して手も足も、口も出せない歯がゆさを押し付けられる。 題材となった出来事の発端が、本当にイタズラだったのかはわからない。 だがこの作品の主要人物のほとんどは、暴動という異常事態にあっても職務や立場に忠実である。思想や態度に問題があったとしても、向き合おうとする事態に対しては事件の張本人、警官のクラウスですら真面目である。が、その頑なさや、遊びのなさが(本当にいたずら発端だったとしたら)掛け違えたボタンのズレをさらに大きくしてしまい、悲劇につながってゆく。 レイシスト警官クラウスは、演じるウィル・ポールターのお陰(?)で、ステレオタイプな、ザ・白人アメリカンくそガキ(間違いなくチェリー)を体現していて、モーテルでの「死のゲーム」に、胸糞の悪さをマシて来る。それが湾岸戦争以降メディアで顕現してきた中東(他国とも言えるか)に対するアメリカのエゴや、紛争処理の段階で露見した事実の歪曲などと、あえてシンクロして見えるような脚本構造になっている。 観ていて胸が痛く、吐き気すら感じる作品は久しぶり。デートにも絶対勧めない。 だが、こういう作品があるから映画は面白い。 2018.01.27 TOHOシネマズベイシティ

  • しょうちゃん
    しょうちゃん 4 2018年1月28日

    1967年の“デトロイト暴動”のさなかに起きた衝撃の事件を映画化し、 今なお続く銃社会の恐怖と根深い人種対立の闇を浮き彫りにした戦慄の実録サスペンス。 黒人宿泊客で賑わうモールを舞台に、 いたずらの発砲騒ぎがきっかけで、 警察官に拘束された黒人宿泊客たちを待ち受ける理不尽な悲劇の一部始終を圧倒的な臨場感で描き出す。 デトロイト。 ときいて思い出すのは「ロボコップ」。 本作はアカデミー賞最有力と宣伝されてますが、 見事にカスりもしませんでした。 本作はキャスリン・ビグロー監督お得意の緊張感ある、 ドキュメントタッチで描いている。 当時の状況を再現した雰囲気はよく出ていて、 当時の映像や写真を使ってより緊張感を与える演出もいい。 特定の主人公もいないとはゆえ、 差別主義者の警官クラウス演じるウィル・ポールターが主人公と言ってもいい。 上映時間の142分まったく長くは感じなかった。

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