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ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書

The Post
2017年 アメリカ
rating 3.9 3.9
14 10

「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」のスタッフ・キャスト

「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」の感想・評価・ネタバレ

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 14日前

    カムフラージュする兵士から、隠蔽された真実へと繋がる序章。最高機密文書を暴く告発者や、それを報じるジャーナリストが特に英雄として描かれる訳ではない。映画はブラッドリー率いるワシントン・ポスト紙の現場、社主グラハム含め蚊帳の外に置かれてきた女性たち、更に蚊帳の外の人々(兵士とその家族含む国民)のレイヤー構造になっていて、そこが『大統領の陰謀』と違って現代的だ。そしてこの第2のレイヤーが要となっていた。主張を逡巡するうちに代弁され、舐められ見下ろされるグラハム、レディス部屋に分けられる妻たち、ボールを返してもらえない女の子、立場や可能性を考慮されないブラッドリーの奥さん…などなど、随所で気まずいニュアンスが詳細に描写されるのだ。メリル・ストリープでこんなに共感する演技は初めてかも。この映画で権力とは一つのことじゃない。1人の女性記者や文書を配達した女性も大事な役だけど、英雄的に描かれるのはグラハムだった。 なので、ヒッチッコック風サスペンス演出の電話シーンがクライマックス。ここで(これまでならありがちな)夫の写真立てカットでも挟めば台無し…と危惧したけど、勿論それはなく。まずリズ・ハンナ&ジョシュ・シンガーの脚本がよく練られてたんだと思うし、これだけ大勢の登場人物で、しかもバストショットの会話が多い中、移動や小道具を使ったダイナミズムもしっかりある。少なくとも当時は正義は「ある」のを前提としてるんだよね。 ところで、輪転機もエアシューターもマイナスねじもいいけど私としてはやはりタイプライター。あと、縦型のでっかいベルトコンベアみたいなのと、メリルが着てたネグリジェ?ローブ?がすごかった。

  • Hisamatsu_Kodo
    Hisamatsu Kodo 5 17日前

    よかった!

  • shochan0627
    しょうちゃん 4 20日前

    時の政権に屈することなく言論の自由を守るために戦ったジャーナリストたちの矜持と覚悟を描いた社会派実録ドラマ。 ニクソン政権下で機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”を公開し、 ベトナム戦争の欺瞞を暴き出したワシントン・ポスト紙に焦点を当て、 就任したばかりの女性発行人キャサリン・グラハムが、 政府を敵に回し、 経営危機を招く危険を冒してでも記事にすべきかという重い決断を下すまでの葛藤の行方を描き出す。 国を揺るがす一大スクープ。 それはベトナム戦争についての客観的な経過や分析を記したアメリカ国防省の最高機密文書。 本作は、 事件の全容を描くのではなく、 ワシントン・ポスト紙の男女にフォーカスをあてた映画。 出演のメリル・ストリープとトム・ハンクスは本作で初共演となります。 この2人の演技から目が離せません。 報道が強く規制され国民に真実が伝わりづらくなっている今だからこそ、 現代社会に警鐘を鳴らす映画でありました。 この事件でレモネードがバカ売れだったのも事実。 最後に政府の圧力に屈せず報道の自由を全うした記者たちを称えたい。

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