ペルセポリス

ペルセポリス

Persepolis
2007年製作 フランス 95分 2007年12月22日上映
rating 3.8 3.8
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『ペルセポリス』とは

平和交流の使徒として、イスラエルの地に招かれたエジプトの警察音楽隊が手違いで迷子になってしまい、地元の人々とぎこちなく交流しつつもやがて絆が生まれる様を、笑いとペーソス溢れる展開で描いたコメディ・ドラマ。国籍も宗教も言語も飛び越えたところにある、人間本来の結びつきを奇をてらわずに描写しており、カンヌ国際映画祭をはじめとする世界各国の映画祭で大絶賛を浴びた。監督は、イスラエル映画界で脚本家として活躍し、本作が長編監督デビューとなるエラン・コリリン。出演は『ランボー3/怒りのアフガン』のサッソン・ガーベイ、ロニ・エルカベッツ。

『ペルセポリス』のあらすじ

ある日、イスラエルの空港に、水色の制服も凛々しいエジプト警察音楽隊の面々が降り立った。ここイスラエルに新設された平和交流施設のアラブ文化センターでの演奏を依頼され、遠路はるばるやってきたメンバー達。しかし、到着口で待てど暮らせど、迎えの人間がやってこない。この道25年のベテランである隊長トゥフィークは、これは何かの手違いだと判断。慌てず騒がず、自力で文化センターへと向かうことに。言葉もろくに通じない中、やっとの思いで辿り着いたのは、目的地とよく似た名前だがまったく方角も違う、しかも超が付くほどの田舎町だった……。

『ペルセポリス』のスタッフ・キャスト

『ペルセポリス』の感想・評価・ネタバレ

  • doshira

    本人の属性がトランスナショナリスティックでありまた女性であるということが、イラン激動の時代で主人公の人生を揺さぶる。何回も観たくなる作品

  • gohanumai
    gohanumai 0 2013年3月19日

    原作が半自伝的というのも納得でイランで生まれ次第に息苦しさに反抗心を持つ少女の成長と倦怠とがリアルだった。戦争の激化中は欧州へ留学していたから、欧州にもなじめず、帰ってきたイランでもなじめず…彼女がどう生きていくのか気になった。お祖母ちゃんの言葉にいちいち含蓄があって素敵。自分に公明正大でいることはどんな環境でもなかなか難しいね。アニメーションもほとんどモノクロで雰囲気があって面白かった。

  • tmmyon

    1978年のテヘランに住む9歳の少女マルジは、両親や祖母とともに何不自由なく暮らしていた。そんなある日、革命が始まり、新イスラム共和国が誕生。反政府主義者として投獄されていたアヌーシュおじさんも解放され、マルジは彼からさまざまなことを教えてもらうが、その後アヌーシュは新政府に逮捕されてしまう…(シネマトゥディから引用) 授業で一回見て、昨日また見たけど、やっぱり面白い。酒・音楽・異性間交流・思想・私たちにとって当たり前にしていることが、今も禁止されている国もあるってこと。自由ってみんなが持ってるものじゃない、じゃあ私たちの持っている自由はなんなんだろう?とか思いました。絵もかわいいし、音楽も良いのでぜひ、一度見てほしいです。

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