RAW 少女のめざめ

RAW 少女のめざめ

Grave
2016年製作 フランス・ベルギー 98分 2018年2月2日上映
rating 3.1 3.1
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『RAW 少女のめざめ』のスタッフ・キャスト

『RAW 少女のめざめ』の感想・評価・ネタバレ

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2018年6月17日

    ベジタリアンだったけど、一度お肉の味を知ってから色んなお肉を食べまくる。親元を離れ大学寮デビュウ、そこで経験する混乱とアイデンティティの自覚、通過儀礼をエクストリームなメタファーで見せたアヴァンギャルド映画。地方から都会へ出て、周りについてゆけないまま合コンや何やらで加減も常識も知らないのに酒飲まされてさあ大変、みたいな経験を思えばわかりやすい。のだけど、先輩である姉やゲイのルームメイトとの展開がやや腑に落ちなくて、引っかかるものが。 禁断のお肉は本能的欲求だとしても主食じゃないし、それと太った学生が受ける抑圧やゲイのセクシャリティを並列?とか、バランスがよくわからなかった。文脈を読もうとするより、ビジュアルに身を任せた方が良いかもしれない。嘔吐排泄鼻血、皮膚や肉片といった身体の痛みとかスティグマみたいなものはこれでもかと強烈で、食欲を失くしそう。でも地味にポケットのハンバーグとか、教授の物言いとか、動物の扱いの方が不快感は強かった。そもそも、あのえげつない獣医学生寮にドン引く。

  • Masahiro.
    Masahiro. 3 2018年2月18日

    すげードギツイ映画でした。 映像美は素晴らしいけど、毒がすごい。 直視できず、気分が悪くなるシーンも多数。 それでも意味深な雰囲気があり、表面に出てきていない意図が散りばめられているように感じた。 主演の女優など表情がとても良かった。

  • しょうちゃん
    しょうちゃん 4 2018年2月5日

    カニバリズムを少女の性の目覚めのメタファーとして描き世界的にセンセーショナルな話題を集めた異色の青春ホラー。 ベジタリアンの少女が自らの内に秘められた本性に目覚め、 人肉への渇望と禁忌に対する抵抗のはざまで葛藤を深めていく姿を、 過激な描写を織り交ぜつつスタイリッシュなタッチで描き出す。 本作は人が人を喰らうカニバリズムを扱いながらも、 グロテスクな描写といった生々しい映像ではなく、 スタイリッシュで繊細な映像美で見せるアートホラーでした。 主人公のジュスティーヌが、 初めて外の世界に触れて文字通り一皮むける成長物語であり、 大人になるために誰もが通る道をカニバルで表現した異色の青春物語。 思っていたほどグロくはなかったが、 ジュスティーヌとアレックス姉妹はとても美しかった。 人肉以外は食べたらあかん。

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