ONCE ダブリンの街角で

ONCE ダブリンの街角で

Once
2006年製作 アイルランド 87分 2007年11月3日上映
rating 3.6 3.6
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『ONCE ダブリンの街角で』とは

監督と脚本はジョン・カーニー。出演は、グレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァ。『インセプション』のキリアン・マーフィーが男を演じる事を断った事から、本作の予算は大幅に削減され撮影は17日間で完了。しかし、公開されると大きな反響を呼んで成功をおさめ、著名人も絶賛した。ボブ・ディランは大変なファンで、ハンサードとイルグロヴァをワールドツアーのオープニングに起用している。サンダンス映画祭観客賞を受賞。劇中の歌『フォーリング・スローリー』は、アカデミー賞歌曲賞を受賞した。

『ONCE ダブリンの街角で』のあらすじ

掃除機の修理工をしている男はダブリンの路上シンガー。行き交う人は気にも留めず通り過ぎる中、1人の女が立ち止まる。チェコから移民してきた女で、掃除機が壊れ困っていると言う。男は修理をすると言い、彼女の家で落ち合う事に。翌日再会した2人は、男が自分から去って行った恋人の事を、そして女は別居中の夫がいることを話す。お互い音楽好きな事が分かり、女がピアノを弾きに行く楽器店に訪れた2人は演奏し歌い楽しい時間を過ごす。意気投合した男と女は曲のレコーディングを約束。お互いの家族にも会い、親交を深めて行く中、男は曲を売り込みにロンドン行きを女に持ちかける。一緒に音楽で成功しようと説得する男に、女は答えず微笑むだけだった。

『ONCE ダブリンの街角で』のスタッフ・キャスト

『ONCE ダブリンの街角で』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 5月5日

    ストリートミュージシャンの男の目の前に現れた一人の女。積極的な女は実はピアノが弾けるといい、楽器店でセッションを始める。 ジョン・カーニー監督作。音楽を通して男女が惹かれ合う映画はジョン・カーニーのテーマなのだろう。そしてそこにはアイルランドの社会問題も透けて見えたりする。女が初登場で抱えている雑誌は「ビッグイシュー」なのだ。彼女は移民であり、貧困の中で生きている。予算の関係だろうが、照明やカメラなどにほとんど力が入っていない。しかし自身が続いて監督をする『はじまりのうた』『シング・ストリート』の原型のような映画であると言える。決してハッピーエンドではないが、男と女は真っ直ぐ前を向いて生きていくことができるのだ。素敵

  • まつり
    まつり 3 2019年1月26日

    不思議な感じがする作品だった。 いい意味で作り込まれた感じがなくて、掛け合いもセリフじゃないみたいだし、視点もカメラで撮ってるぞ!て感じじゃなく自然。街角で話す二人を少し遠くから見てる距離感とか好きだった。 観てからしばらくたってるんだけど、どうも私は音楽より映像が残るみたい。音楽がいい!というレビューが多いなか私はあまり引っかからなかった。音楽が門外漢なのもあるけど、こういうとき英語がわかったら歌詞が刺さったりするのになって思う。 掃除機を散歩させてるシーンと録音シーンが好き。

  • U2

    登場人物と音楽への愛に溢れている作品。 前作の「はじまりの・・」では音楽をメインにしてるのに演奏シーンが酷かったので監督を疑ったけど、今作は全く逆。 (前作の演奏シーンがひどかった諸事情はGoogleで検索すると出てきます) 素敵なラブストーリーであり良い音楽作品でした。

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