4分間のピアニスト
4分間のピアニスト
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『4分間のピアニスト』の感想・評価・ネタバレ

  • Higasayama Taiyo
    Higasayama Taiyo 3 2015年7月23日

    教師が問題児でありながらも天才ピアニストである女性を教育しコンテストで優勝させようとするが、ラストに自分のスタイルを貫き通しながらも教師の教えの「お辞儀」を披露する場面に、この映画の深みを感じました。

  • mazda

    無実の罪で刑務所に収監されている心に傷をおった天才ピアニストの話。 見るきっかけが、本作ファンの知人にラストのすごさをかなり熱弁されて鑑賞してしまったために期待値をあげすぎたあまりかなりの拍子抜け。 内容も作品を通してのメッセージ性もまったく異なるけど、ところどころ「セッション」に近いものを感じる。ラストのシーンから伝えたいことはとくに似ていたと思う。あえて比較するけどラストにいたるまでの奥深さの規模がもう全然違うので(セッションは★4.5にしました)それはもう演奏から感じた響き具合が違ってもしかたないと思った。 本作一番の見どころであるラストは確かに"すごい"とはなるけどそれ以上には何もない。内からぞくぞく伝わる演奏をするセッションに対してこちらはビジュアルばかりにこだわった演奏にみえる。弾き方の演出の独特さに魅了されても音としてすごく良かったかと言われるとそこまで感じることはなかった。彼女の内を表現した演奏としてはうまくできていると思えるけど、そもそもその内にかかえたものの描写が弱いせいで結局表面的な演奏に変わりない。 同性愛とかレイプとか無実の罪とか言葉のインパクトがある要素が多いわりに、その名前に頼り切って一つ一つの掘り下げがすごくあまくて薄い。彼女の抱えてる重さや感じてきた傷というものは、多すぎる設定のおかげで伝わるには伝わるけど入り込めるほどではなく全てが「設定」にしかなれてない。 結局彼女がどう変わったかという変化はあまり感じられず1つのストーリーとしてうまく着地できていない感じが残念。

  • チャド
    チャド 4 2014年6月14日

    タイトル通り、4分間の演奏は鳥肌が立ちっぱなしだった。 彼女が奏でる音色には、まるで山猫のように飛んだり跳ねたりと、荒々しく奔放で、見ている先生がアワアワするぐらい大胆で自由だった。 そして、時折見せる繊細な一面ものぞかせながら、音が耳から耳へと伝わっていく。 そう、この演奏後に待ち構えている彼女の運命が分かっていたからこそ、私にはよりいっそう心に強く残ったのかもしれない。

  • sakura

    類稀なピアノの才能を持ちながら殺人の罪で刑務所に収容されている囚人ジェニーと、音楽とピアノを愛し刑務所でピアノを教える老教師クリューガーの話。 始まった瞬間から、とにかく暗く、重く、深くて悲しいストーリー。 幼い頃からピアノは身近な存在だった私にとって、『4分間のピアニスト』という少し美し過ぎるようにも感じる響きに惹かれながらも、この映画の題名になっている4分間をどう表現するんだろう?と少し挑戦的な気持ちで観ました。それが、想像以上に心踊らされた衝撃的な4分間のラスト!あぁ、この映画はこの4分間を魅せるために綿密に創られたのだな、と感じました。 私にとってピアノを弾く事は誰にも知られずに自分の心の中を音にできる秘密の言葉だけど、手錠の演奏シーンとラストの4分間にはジェニーの『それ』が表現されていて、その2つの演奏シーンを見るためにもう一度観たくなる映画です。

  • 竪琴

    2009.7月に鑑賞

  • fmofmojimo
    fmofmojimo 4 2014年2月21日

    なんてゆうか、鬼気迫る。

  • Ken-Chang
    Ken-Chang 3 2013年12月24日

    不良ピアニストが老ピアノ講師とぶつかり合いながら自分を見つめ直します これですねー、ピアノ講師がほんとに熱心に更生させたくてピアノを教えてると思わせといて、最後の方でレズビアンだと分かるんですよ… なんであんな設定が必要だったんだろう?あれで性的に魅力を感じてピアノ教えてる感じになっちゃって一気に興醒め 余計な設定だと思います

  • southpumpkin
    southpumpkin 5 2012年10月6日

    天才的なピアノの才能を持ちながらも殺人の罪で服役中の女性がピアノ講師と出会うお話。 僕はそもそも大して弾けもしないくせにピアノが大好きで、おそらくこの映画が最も楽しめる類の人間であることに間違いはないですが、その分を引いてもこの作品は傑作です。 お互いに暗い過去を持った二人が絶望の淵で出会った刑務所。そこではピアノがまるで一縷の光のように聞こえます。二人が生き甲斐を見いだし、徐々にその光を辿りますが、やはりなんども障害を迎えます。その度に乗り越え、いざ、最後の4分間へ・・。 物語全体が間違いなく短調です。遠い目で観ると映画全体がまるでピアノソナタのように見えます。 ピアノ好きな方はとにかく必見。映画じゃなかなか泣きませんが、久しぶりに涙しました。今年視聴した映画の一本に選びたいです。