アメリカン・アサシン

アメリカン・アサシン

American Assassin
2017年製作 アメリカ 112分 2018年6月29日上映
rating 3.5 3.5
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『アメリカン・アサシン』のスタッフ・キャスト

『アメリカン・アサシン』の感想・評価・ネタバレ

  • amazon02
    amazon02 4 2018年7月10日

    原作小説があることは寡聞にして知らず、映画でこの作品を知った。 先にザックリの感想を書くと、「コレは面白い。」 スパイもの、陰謀物というと既にエリートのプロが主人公=王道。 「キングスマン」や「キックアス」第1作のように、本作も素人の成長譚がベースにあるが、観客と同期した主人公の勘違いや思い込みをネタにどうしてもコメディに振られがちになる作劇が多い中、全体を徹底してシリアスに振っている。 これが主人公ミッチの直情径行+執念深さが個人でなく大義を意識できるように変化していく過程と重なり、説得力が付加されている。 難を言えば、ストーリー中盤までの個人に焦点が当たっている時と、それ以降大規模な実戦にCIA局員として参加してからでは、どうしても作劇の視点が変わって演出が雑になった印象に感じてしまう事。 ゴースト初登場時の印象がミッチと似ていて、暫く勘違いしてしまう事。 そもそもほとんど知らない俳優ばかりなので(メイズランナーも1作目の途中でリタイア)マイケル・キートンは生き延びるだろうと思えてしまう事。 とはいえ、想定を良い意味で裏切られているので、中盤以降を転調と捉えて、もう一度鑑賞すればその印象は変わるかもしれない。 ところで本作の最たる残念ポイントは日本版ポスターのレイアウト。 知名度の低いディラン・オブライエンより、間違いなくマイケル・キートン推し。 また意味なく青い背景のカルフォルニア的色合いでまとめられてしまっている事で、あらすじ解説も、より以上に中途半端感が拭えない仕上がりになってしまっている。 ジェイソンボーンのように大化けしてシリーズ化されるといいなぁと、思いつつ、国内興行主はもう少し本作の良さ、面白さが伝わる宣伝をしてほしいなあと感じた佳作であった。 2018.07.09 TOHOシネマズ ベイシティ

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