カランコエの花

カランコエの花

2016年製作 日本 39分 2018年7月14日上映
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『カランコエの花』とは

LGBT問題を、高校のクラスを舞台に描く短編作品。レインボー・リール東京〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭〜のほか、京都国際映画祭「エンターテインメント映像部門」、新人監督映画祭「中編部門」などグランプリ5冠を含む計10冠受賞の話題作。監督は、ニューシネマワークショップOBで2017年公開の『尊く厳かな死』でもメガホンを取った中川駿。ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』で鮮烈な印象を残した今田美桜など、次世代を担うキャストが瑞々しい演技を披露している。

『カランコエの花』のあらすじ

とある高校2年生のクラス。教師は唐突に“LGBT”についての授業を始める。「異性だろうと同性だろうと好きになったらしょうがない。恋に性別は関係ない」と語りかける教師。しかし、ほかのクラスではそのような授業が行われていないことから、生徒たちはざわつき、憶測が憶測を呼ぶ事態となる。「うちのクラスにLGBTの人がいるんじゃないか?」と、おもしろがってはしゃぎ出す男子、陰でこそこそと噂する女子、そしてそんな彼らを真正面から批難するクラスメート。思春期ならではの無邪気で残酷な行動は、やがて平凡な学園生活に不協和音をもたらし……。

『カランコエの花』のスタッフ・キャスト

『カランコエの花』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2019年4月30日

    田舎の高校のとあるクラス。養護教諭が突然LGBTの授業を始める…。 すごく良い映画です。LGBT問題の根深さを突いている。この映画にはLGBTを軽い気持ちで気味悪がる人物は登場するものの、その他の人間に根深い悪意があったわけではない。ちょっとしたボタンの掛け違いで一人の人間が信じられないくらい深く傷ついてしまう。大変なことです。僕たちはその人を救うために何ができるか真剣に考えなければならない。しかし僕があのクラスにいたら何ができたのか。実は何もできないのかもしれません。それでも現実はあまりに辛い。 映画は1時間未満の中編です。非常に強度の高い映画なので中編であることがもったいない。なんとかあの続きを1時間続けてほしい。それほどまでに幸せを渇望する映画でした。

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