パンズ・ラビリンス

パンズ・ラビリンス

El Laberinto Del Fauno
2006年製作 スペイン・メキシコ 119分 2007年10月6日上映
rating 3.5 3.5
450 102

『パンズ・ラビリンス』とは

『ブレイド2』『ヘルボーイ』の鬼才ギレルモ・デル・トロ監督によるダーク・ファンタジーである。スペイン内戦による残酷な現実から幻想世界に逃れた少女の心の闇を、美しい映像と共に描いている。主演は本作が映画初主演となるイバナ・バケロ。共演は『堕天使のパスポート』のセルジ・ロペス、『天国の口、終りの楽園。』のマリベル・ベルドゥほか。愛らしく勇敢な主人公を演じたイバナ・バケロの演技は注目を集めた。心の内面を深く掘り下げたテーマ性が高く評価され、欧州各国で絶賛され、第79回アカデミー賞で美術賞など3部門で受賞した話題作である。

『パンズ・ラビリンス』のあらすじ

1944年スペイン。内戦が終結後も、独裁者フランコ将軍の圧政に反発したゲリラたちは、山奥で壮絶な戦いを続けていた。そんな中、おとぎ話が好きな少女・オフェリアは出産を控えた母・カルメンと共に山奥へ疎開していた。オフェリアの母は、フランコ軍を指揮するビダル大尉と再婚していた。ビダルはゲリラの疑いがあるというだけで農民を惨殺するような冷酷な男だった為、オフェリアは義父を恐れるようになっていく。そんなある夜、オフェリアは不思議な妖精に導かれた、謎めいた迷宮へと入っていくことになるのだが……。

『パンズ・ラビリンス』のスタッフ・キャスト

『パンズ・ラビリンス』の感想・評価・ネタバレ

  • kjhyk

    救いようのない現実とそれから逃げるためなのか、非現実に迷い込む少女。すごくいい映画で大好きだが、つらすぎてもう見たくない。そんな感じ。 少女にとってはハッピーエンドなんだろうけど・・・ 怪物のアイデアが凄い。

  • 翔

    大好きな映画。ギレルモデルトロに初めて触れた作品でもある。 観たら絶対に誰かと語り合いたくなる映画だと思う、とにかく味わいも意味も深い。クリーチャーや描写のエグみも勿論だが、特に論題に挙がるのはやっぱりストーリーの解釈だろう。もっと局地的に言うならば全てが妄想だったのか否か、グッドエンドなのかそれともバッドエンドなのか。 ここからは個人的な意見。 パン、妖精、カエル、ペイルマンなどは妄想ではないと感じた。全てが幻だったとしたならばとても説明できないようなシーンが幾つかあると思う、例えばクライマックスの襲撃前に監禁されていた筈のオフェリアが見張り付きの部屋から抜け出して大尉の部屋まで辿り着けた理由とか。 ではハッピーエンドか?それとこれとは話は別。このシーンに関しては本当に受け取り手次第だと思う、言い切ることは絶対に出来ない。ただ僕はバッドエンドである事を心のどこかで認めつつもハッピーエンド説を推したい。ていうかどっちに転んだとしても見方によってはバッドエンドなんだけども。 オススメの映画です。

  • おにぎり
    おにぎり 5 2016年11月24日

    ギレルモデルトロやっぱり大好き。美しくて残酷で、素敵だった。どうして観おわったあとに鬱になる映画に選ばれてるんだろう。そんなことないのに。シュヴァンクマイエル作品みたいなところもあったよ。とても綺麗でした。

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