祈り

祈り

Vedreba
1967年製作 ソ連 78分 2018年8月4日上映
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『祈り』とは

ジョージア映画の巨匠テンギズ・アブラゼ監督の傑作「祈り 三部作」の第一作。ジョージア北東部に位置する山岳地帯。そこに住むキリスト教徒とイスラム教徒の対立がきっかけとなり、古き慣習との葛藤の中から自分自身を探していく作品。 19世紀ジョージアの国民的詩人ヴァジャ・プシャヴェラの故郷カフカースの山村の伝承に取材した叙事詩「アルダ・ケテラウリ」と「歓待と客人」他の詩篇詩に基づいている。本作は、サンレモ国際映画祭のグランプリを獲得した。

『祈り』のあらすじ

カフカース山脈の高地でジョージア正教徒の部族ヘブスルと、イスラム・スンニ派のキスト人が互いに殺戮し合っていた。主人公の戦士ズヴィアダウリはキリスト教徒の村に住んでおり、敵対するムスリムを数多く倒し英雄として崇められている。村には殺した相手の手首を切って持ち帰るという風習があり、岩の上には無数の手首が飾られている。ある日、主人公はムスリムの代表者であるライバルと決闘し勝利するが、彼の真の誇りを尊重し右手を断つことはなかった。 すると古い慣習に縛られた村人たちは、戦利品である手首を持ち帰らなかったことを罵り、村を追い出してしまう。あてもなく彷徨うズヴィアダウリが高地で狩をしていると、ムスリムのジョホラと出会い家へ招かれる。カフカースの山の民には、客人が誰であろうともてなすという風習があるためだ。たとえ対立する敵であっても。ところが、かつてズヴィアダウリに家族を殺されたキスト人たちが集まり、その中の数人がカップで羊の血に浮かぶ蝋燭の火を消す。それは、拒絶を意味するのだった。

『祈り』のスタッフ・キャスト

『祈り』の感想・評価・ネタバレ

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