顔たち、ところどころ

顔たち、ところどころ

Visages Villages
2017年製作 フランス 83分 2018年9月15日上映
rating 3.8 3.8
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『顔たち、ところどころ』とは

女性映画監督の第一人者で『5時から7時までのクレオ』など数多くの作品を手掛けてきたアニエス・バルダと、若手ストリートアーティストのJRが、フランスの田舎を旅する過程を撮影したドキュメンタリー映画。 2017年第70回カンヌ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を、トロント国際映画祭では最高賞である観客賞を受賞している。2018年アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた作品としても話題だ。監督及び脚本はキャストでもあるアニエス・バルダとJRの両名が担当した。

『顔たち、ところどころ』のあらすじ

アニエス・バルダとJR。フランスの田舎街をトラックで旅することを決めた2人の年の差は54歳。同じアーティストではあるが、性別も世代も違えば活躍してきた分野も全く違う。そんな2人の行先は、「初めて訪れる地なのにどこか懐かしい感じがするところ」。 トラックに乗り込んで訪れた場所で生きている人々の顔写真を撮影して、2人は「いい顔」を求めて再び旅に出る。まるで本当の親子のような微笑ましい会話が絶えない道中のシーンを観れば、思わず微笑み和んでしまう。「計画を立てないこと」が条件である2人の旅は、いったいどこに行きつきどのような結末を迎えるのだろうか。

『顔たち、ところどころ』のスタッフ・キャスト

『顔たち、ところどころ』の感想・評価・ネタバレ

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2018年11月6日

    アニエス・ヴァルダと若いアーティストJRによる、“顔のツール・ド・フランス”。地方都市の市井の人々は、名前でなく顔や姿で物語る。見知らぬ人々とアーティストが出会い、その生活や仕事や人物を切り取り、彼らの巨大なモノクロ写真を各地の建物などに貼り付けるこのプロジェクトが、とても良かった。特に、炭鉱夫住宅とトーチカに貼り付けた写真の迫力たるや(湾岸コンテナの高さにはビビった)。過程をサクサク省略してるけど、毎回なかなか大変な作業ではないかと。 一方、ヴァルダが視力の弱った目から小さな足まで作品化するのに、JR自身が黒眼鏡を決して外さないという、そんな伏線がドキュメンタリーにドラマを生む。見ること見せることは、ヴァルダの過去作品やゴダールへのオマージュ、そしてゴダールのイケズぶりとJRの素顔へと繋がり、顔はある意味正直だ。軽やかに、ところどころに散らばってるから面白い。音楽とタイトルバックも好き。

  • Hiroki  Yoshitsugu
    Hiroki Yoshitsugu 4 2018年9月30日

    なんどほっこりさせられたことか。 アートと人と生活を感じられる作品でした。グッド!

  • Junichi  Nakamura
    Junichi Nakamura 0 2018年9月24日

    20180923 JB

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