十二人の死にたい子どもたち

十二人の死にたい子どもたち

2019年製作 日本 118分 2019年1月25日上映
rating 2.9 2.9
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『十二人の死にたい子どもたち』のスタッフ・キャスト

『十二人の死にたい子どもたち』の感想・評価・ネタバレ

  • Rick

    【浅いようで深い】 生きることが約束されたような現代だからこそ、集団における個人の悩みや欲求は多様性を極め結果的に抱える悩みを完全に理解し合うことは不可能に近い。本人は深く悩んでいても他人からしたら瑣末な悩みにしか思えない、みたいなことってよくあると思う。 抱える悩みを他人に理解して欲しいと思う一方で、そんなことは不可能だとも気づいている。 この作品の登場人物は、生きたいのか死にたいのかという究極的な問いに対してのアンサーを出そうとしているのではなく、死にたくもないけど生きたくもない、そういう相反する思いに揺れながら死ぬ気で葛藤している。 映画体験としては薄味で、浅い、甘い、といえばそれまでだが、考え出すと深い作品だなと思った。 #ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2020年1月30日

    インターネットの自殺希望掲示板によって12人の子供たちが廃病院に集められた。しかしそこには初めから13人目の遺体が置いてあった。あくまで自殺を希望する参加者たちは、その遺体が何者によって運び込まれたのか推理を迫られる。 原作小説のある映画だが、タイトルからわかるように『十二人の怒れる男』のオマージュだ。初対面の12人がとある殺人事件の謎を解くディスカッションミステリという点で同じだが、本作はその12人の中に13人目を殺した犯人がいるという点で面白い。さらに参加者全員が何らかの理由で希死念慮に苛まれており、その理由が徐々に明かされていくのも見どころだ。原作は優れたオマージュ作品であろうし、映画化された本作も面白いのは間違いない。こういった舞台的な映画は俳優の技量が問われると思うが、世代を代表する俳優に支えられて品質も担保されている。杉咲花の演技(ビジュアルも含めて)にはやや癖があるが、慣れてしまえば気にならない。頭ひとつ抜けていたのが黒島結菜だ。公開当時は否定的な評価も多かったと聞くが、そのようには思わなかった。比較的あっさりとした結末の後に、少し長く映画が続いてしまうのも些末な問題だ。 #ネタバレ

  • chuchupachups
    chuchupachups 3 2019年2月21日

    12人の自殺願望を持ったこどもたちが、一緒に死ぬために廃墟に集まる・・・。絶対にヤバいことが起きるでしょ!!!と思ってたら起きました。でも0番が存在したという衝撃以外は、思ったより会話劇だった印象。やっぱりコミュニケーションって、人間が「生きる」ことの本質なのかなと思った。 杉咲花の演技がしっくりこなかったけど、それ以外の子どもたちはいい味だしてた。橋本環奈、真剣佑、北村匠海、高杉真宙あたりが集結してるの豪華だよな~。 #ネタバレ

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