包帯クラブ

包帯クラブ

2007年製作 日本 118分 2007年9月15日上映
rating 3.2 3.2
96 10

『包帯クラブ』とは

傷を負った場所・土地に包帯を巻き、心の傷を癒すという不思議な活動を通して、高校生たちが自分たちのトラウマに向き合っていく青春映画。 「トリック」シリーズや『20世紀少年』の監督で名を馳せる堤幸彦を監督に迎え、『誰も知らない』の柳楽優弥、『北の零年』の石原さとみを主演に起用。共演には田中圭、貫地谷しほり、関めぐみらが名を連ねる。 本作は全編にわたり群馬県高崎市でロケが行われ、映画内において高崎市庁舎はその全景をシンボリックに描かれた。

『包帯クラブ』のあらすじ

地方都市の団地に暮らす高校3年生のワラ(騎馬笑美子)は、スーパーでアルバイトをしながら家計を支えており、将来もこの町でずっと暮らしていくしかないという閉塞感に絶望を感じていた。 ある時家で皿洗いをしている最中に、誤って手首を切ってしまい病院で治療を受けることに。治療を終えたワラは何気なく病院の屋上に上がり、フェンス越しに町を見下ろしていた。するとそこに入院患者の青年・ディノ(井出埜辰耶)が突然現れ、突拍子もなくワラに話しかけてきた。ワラのことを自殺志願者だと勘違いしたディノは、手首に巻かれたワラの包帯をほどくと、それをワラがいたフェンスに結び始める。何をしているのかワラが尋ねると、ディノはそれを「治療」だと説明し、そしてその言葉だけでなぜかワラは自分が癒されたような気持ちになったのだった。 ディノと別れてから数日後、友人のタンシオ(丹沢志緒美)が恋愛で失敗し泣きながらワラに相談をしていた時、ワラはディノにしてもらった「治療」をタンシオにもしてあげることに。すると、タンシオはそのワラの行動にとても感動し思わずそれを写真に収める。その写真を偶然見かけたギモ(柳元紳一)はこの行為に共感し、ワラとタンシオに会いに行き、そして発案者であるディノも巻き込んで「包帯クラブ」を結成。心に傷を持つ人たちから投稿を募集し、傷を負った場所に包帯を巻いていくという活動を始めるのだった。 クラブが始動すると実際にいくつか投稿が寄せられるようになり、4人は投稿者の傷を癒すため傷の原因となった場所に包帯を巻き、写真に収めるという活動を続けていった。その結果クラブの噂はどんどん広がっていき投稿も増大、4人は様々な「心の傷」に向き合うようになる。 そんな中、ある投稿で地元の中学校を訪れた時、ワラとタンシオの表情が暗くなり、何かを思い出すような素振りを見せる。実は2人には中学校にまつわるトラウマがあり、それが今まさに思い出されていたのだった。さらに活動を続けるうちに、いつも天真爛漫で捉えどころのなかったディノにも異変が起き、ある写真を見た際に暴れだしてしまう。 「包帯クラブ」の活動を続ける中で、自分たちが心の奥底に抱えていたトラウマに4人は向き合うことになるのだが……。

『包帯クラブ』のスタッフ・キャスト

『包帯クラブ』の感想・評価・ネタバレ

  • あんぱん
    あんぱん 2 2017年1月21日

    あまり覚えてないがイマイチだったかな? 腕に包帯巻いていじめられた同士で仲間ゲームする話です。

  • Rin

    想像することで、優しさは生まれる。他人の痛みを感じることが出来ないのは確かだけど、それでも想像しようとする気持ちがあるのとないのとでは、違う気がする。現実が変わるかどうかは別として。 青春映画として、抜群に良かったと思います!

『包帯クラブ』に関連する作品