
『ざわざわ下北沢』とは
『大阪物語』(1999年)や『東京夜曲』(1997年)の監督である市川準の原作を「たどんとちくわ」(1998年)の佐藤信介が脚本を執筆。東京の懐かしさ残る下北沢の街を舞台に、そこに暮らす人々を描くドラマ。そして、下北沢にある映画館「シネマ下北沢」の創立者たちが本作を企画し、第10回日本映画批評家大賞作品賞を受賞した。出演は、原田芳雄、北川智子、小澤征悦らを迎える。また、この街に思い入れがある俳優やタレントが少しずつ出演しているのも見どころである。
『ざわざわ下北沢』のあらすじ
若者が行き交うのに、懐かしさが残る不思議な街・下北沢で育った有希(北川智子)は駅に隣接する小さな喫茶店「KARASS」で働いていた。この喫茶店には、劇団の団長兼看板役者の九四郎(原田芳雄)をはじめ、芸術家や謎の男など多種多様な人々が訪れる。そんな人々とのふれあいの中で、何の変哲もなかった有希の生活に刺激を与えていた。しかし、ある日有希の彼氏であるカメラマンを目指す達也(小澤征悦 )に年上の恋人がいる事を知ってしまう。そして、これをきっかけに有希は変わろうと大好きな街を出ることを決意するのであった……。
『ざわざわ下北沢』のスタッフ・キャスト
『ざわざわ下北沢』の感想・評価・ネタバレ
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