ベン・イズ・バック

ベン・イズ・バック

Ben Is Back
2018年製作 アメリカ 103分 2019年5月24日上映
rating 3.2 3.2
4 1

『ベン・イズ・バック』のスタッフ・キャスト

『ベン・イズ・バック』の感想・評価・ネタバレ

  • tamago3
    tamago3 3 3月2日

    薬物中毒から抜け出そうとしている息子を溺愛する母の葛藤を描いている。 ジュリアの親バカぶりが余すところなく表現されていたが、ストーリーとしては平凡。

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2019年7月19日

    更生施設から思いがけず家に帰ってきた息子。厄介者で罪人のベンと家族の長い1日。母と息子の関係や薬物依存症者との関係をシビアに見つめるピーター・ヘッジスの脚本は、この家族の置かれた複雑な状況に少しずつ、鋭くえぐるように分け入っていく。 母ジュリア・ロバーツと(監督の息子でもある)ルーカス・ヘッジスとのやり取りは、肉を切らせて骨を断つかのようで特に切れ味鋭い。当初腫れ物に触るかのように接するが、覚悟を決めた途端豹変する母はまるでハードボイルドタッチ。ベンを監視しながら常に気を張り詰める彼女にとって、これは決して負けられない戦いだ。 きっちり薪を並べようとする緊張感、積んだ薪が崩れ落ちる恐怖にすくむ緊張感。幼い兄弟に“禁断のご馳走”を教える息子は自分を信じられないし、依存症の言葉を信じてはならないと誰もが言う。母は息子のためなら他の子供に薬を与えるという利己的な手段も取るし、行方不明の犬のことはどうでもいいとも言う。そして2人が地獄巡りの旅をする街には、オピオイド中毒の暗い霧が立ち込めている。犠牲者が加害者となり、また犠牲を生む悪しき連鎖。 ただ、これはクリスマス映画だ。災いはどこから来るのか、罪びととは誰なのか、その罪は赦されるのか。罪を背負った母子はクリスマスの生誕劇のような小屋で再会する。それが再生なのか、誕生なのかはわからないけれど、崩壊の連鎖を止めようとするものだった。タイトルだけでなく、旅の中のある部分を曖昧にしたり暗示的にするところもあって、私は何だかアンドレイ・ズビャギンツェフの『父、帰る』を連想したな。 ところで、ピーター・ヘッジス監督2003年の『エイプリルの七面鳥』は感謝祭が舞台で、実はちょっと似ている。2つの映画はまるで陽と陰の正反対みたいに思えるが、トラブルメイカーな厄介者とその家族構成、優等生な妹がいたり、家族の1日を切り取った「旅」だったり。何よりどちらもバーンズ家なのだ。(劇中の文脈は忘れたけどティミーって名前が出た時、あのティミー?って思ったもの!)。きっと根底では繋がっている気がする。

  • YU66 RAMONE
    YU66 RAMONE 3 2019年6月6日

    鎮痛剤からの薬物中毒の怖さ、負のループ具合がよく描かれてます。 ひいてしまう血の繋がらない父と、必死で守り抜く母の温度差。 ジュリアロバーツの母親役にハズレなし、キラキラした瞳と叫びにこちらも感動でした。

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