
『だってしょうがないじゃない』とは
ADHD(注意欠如多動性障害)と診断された『シェル・コレクター』の監督・坪田義史が、広汎性発達障害を抱える叔父・大原信の日常を3年にわたり記録。発達障害を抱える者同士の交流と葛藤、そして発達障害者が直面する厳しい現実を写した長編ドキュメンタリー。 坪田監督自身の初ドキュメンタリー映画である本作品は、鬱や不眠に悩まされ投げやりな気持ちのままスタートした。しかし、坪田は純粋でありのままの姿のまことに惹かれていく。2019年釜山国際映画祭で上映作品。
『だってしょうがないじゃない』のあらすじ
鬱で不眠が続き精神のバランスを崩していた坪田は精神科に相談すると、ADHD(注意欠如多動性障害)と診断された。坪田は広汎性発達障害と向き合いながら1人で生活している叔父・まことがいると知り会いに行く決心をする。 まことは母親と2人で暮らしていたが、母を亡くした8年前から独り暮らしを始めていた。坪田はまことのそんな日常を3年にわたり撮り続けた。その中でまこととの友情を深めていき、まことの考え方などにも共感していく。と同時に「親亡き後の障害者の自立の困難さ」や 「障害者の自己決定や意思決定の尊重」、「8050問題にともなう住居課題」など発達障害者が直面する様々な問題にも気づかされていく。
『だってしょうがないじゃない』のスタッフ・キャスト
『だってしょうがないじゃない』の感想・評価・ネタバレ
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