ジョン・デロリアン

ジョン・デロリアン

Driven
2018年製作 アメリカ 113分 2019年12月7日上映
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『ジョン・デロリアン』とは

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のタイムマシンに使われ、その知名度を世界に広めた車“デロリアン(DMC-12)”の開発者ジョン・デロリアンの波乱万丈な半生を描く。 『穴』や『アダム-神の使い 悪魔の子-』のイギリス人監督ニック・ハムが手掛ける。ジョン・デロリアン役を演じるのは、『ホビット 竜に奪われた王国』など「ホビット」シリーズに出演したリー・ペイス。デロリアンを貶めるジム・ホフマン役は、『モンスター上司』のジェイソン・サダイキスが演じる。

『ジョン・デロリアン』のあらすじ

1977年の南カリフォルニア。パイロットのジム・ホフマンはFBIに麻薬密売現場を押さえられてしまう。しかし、FBIの情報提供者になれば罪を見逃すという取引が持ち掛けられ承諾。ジムは新たな生活を始めるが、ゼネラルモーターズ社のポンテアック・GTOの開発者の一人ジョン・デロリアンが隣に住んでいることを知る。 家庭円満で、自分の会社を設立し革新的な車「デロリアン」の開発に夢中になるジョン。ジムは完璧な彼の人生を羨んでいた。しかしジョンの会社は資金繰りがうまくいっていなかった。それを知ったジムは、ジョンを麻薬密売の罪でFBIに売ろうと計画を立てる。

『ジョン・デロリアン』のスタッフ・キャスト

『ジョン・デロリアン』の感想・評価・ネタバレ

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    ルーカス御大制作総指揮、コッポラ監督の「 タッカー」は、1988年の作品だが、ややマイナー感の否めないクラッシックカーに対して本作はあの、デロリアンである。どちらも不遇な境遇の車である点が共通しており、個人的には似たストーリーラインを想定しての鑑賞だった。 タイムマシンのデロリアンにこんな背景があったのか、倒産の背景にはこんなことが、というのが正直な感想である。 何のことはない。 タッカーが御伽噺なら、本作は全てのキャラクターがあまりに人間臭く、それ故にシリアスが一周回ってコメディに至っている快作である。 この作品にプロダクツとしてのデロリアンは象徴としてしか登場せず、ひとくせふたくせ当たり前のキャラクターたちが繰り広げるコンゲームの中で、デロリアンという企業が翻弄される奇妙な構図になっている。 結末の判っているストーリーをどう魅せるか、タッカーもデロリアンも企業としては不遇だったが、映画としては良い作品に仕上がっているとおもうのである。 上映館の少なさが不遇ではあるのだが…。 2019.12.24 シネ・リーブル梅田

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